Babel / sumika

(いとしさはなんのいろ)

愛しさは何の色

(やさしさはどんなかお)

優しさはどんな顔

(どうじょうはたそがれよ)

同情は誰そ彼よ

(なまえなんてもうよばない)

名前なんてもう呼ばない

(いっしょうがいいっしょっておもっていた)

一生涯一緒って思っていた

(つらぬくかいんだらいくろんぎぬす)

貫くカインダライクロンギヌス

(あなたべつわくせいにごしゃっていた)

あなた別惑星に誤射っていた

(いろいろいろ)

色々色

(てがからんだりかみかおったり)

手が絡んだり髪香ったり

(はにうかしたりああこいをしていた)

歯に浮かしたり嗚呼恋をしていた

(あのひととあのまちで)

あの人とあの街で

(かなしみよさようならさようなら)

悲しみよさようならさようなら

(かおもこえもりれきもすべてでりーと)

顔も声も履歴も全てデリート

(さようならさようならしあわせなどねがわない)

さようならさようなら幸せなど願わない

(きをくばったりふくむりしたり)

気を配ったり服無理したり

(ぶんえらんだりもうにどとしないわ)

文選んだりもう二度としないわ

(まちをでるからさようならさようなら)

街を出るからさようならさようなら

(いたずらにだきよせたすみずみやさしかった)

悪戯に抱き寄せた隅々優しかった

(みるくごとのみほしたにがみすらあまかった)

ミルクごと飲み干した苦味すら甘かった

(きづかないようにってそらしてもきがついちゃうさいこきねんしす)

気付かないようにって逸らしても気が付いちゃうサイコ記念死す

(しろのいんなーふぁんでこうむっていたきろきろきろ)

白のインナーファンデ被っていた岐路Km帰路

(さようならさようならぞくぶつからはなれろいざりとりーと)

さようならさようなら俗物から離れろいざリトリート

(さようならさようならいかるのすらくだらない)

さようならさようなら怒るのすらくだらない

(せからしかせからしかきさまのいのちごいもどうせふぇいんと)

せからしかせからしか貴様の命乞いもどうせフェイント

(さようならさようならかおもこえもりれきもすべてでりーと)

さようならさようなら顔も声も履歴も全てデリート

(さようならさようならしあわせなどねがわない)

さようならさようなら幸せなど願わない

(いっしょうがいさようならさようなら)

一生涯さようならさようなら

(ほかのだれかといけよねくすとりーと)

他の誰かと行けよネクストリート

(さようならさようならつごうよくおわらせない)

さようならさようなら都合良く終わらせない

(きをねだったりふくしいしたり)

気を強請ったり福強いしたり

(あいしぬいたりもうにどとしないわまちをでるから)

愛し抜いたりもう二度としないわ街を出るから

(さようならさようならきえるねさようなら)

さようならさようなら消えるねさようなら