彼女 / コブクロ

(ひぐれとよるのきょうかいせんさだめるほしがひとつふたつともりはじめた)

日暮れと夜の　境界線定める星が一つ二つ灯り始めた

(しゅいろのうみべにきみとなみのこえがひびく)

朱色の海辺に君と　波の声が響く

(しおかぜにかみをまかせてうみをみつめてるよこがおがつきあかりのあおにそまる)

潮風に髪をまかせて　海を見つめてる横顔が　月明りの青に染まる

(みあげればせいざのむれ)

見上げれば星座の群れ

(そっとてをかざせば)

そっと手をかざせば

(ふってきそうなひかりははるかときをこえたきせき)

降ってきそうな光は　遥か時を越えた奇跡

(かすかにきこえているたしかなみらいのあしおとにみみをすましていよう)

かすかに聞こえている　確かな未来の足音に　耳を澄ましていよう

(むじゃきなせなかにそっとねがいをこめる)

無邪気な背中に　そっと願いを込める

(すかーとのすそをむすんでくつほうりなげてはしりだす)

スカートのすそを結んで　靴放り投げて走り出す

(みずべのつきをこわしては)

水辺の月を壊しては

(もうどこにもいかないよって)

「もう何処にも行かないよ」って

(いたずらなひとみがぼくをみすかすようにわらっている)

いたずらな瞳が　僕を見透かすように　笑っている

(いつもとまどわせる)

いつも戸惑わせる

(かすかにきこえているたしかなみらいのあしおとにみみをすましていよう)

かすかに聞こえている　確かな未来の足音に　耳を澄ましていよう

(しろいきゃんばすにきみのいろがふえてく)

白いキャンバスに　君の色が増えてく

(うつりゆくときにながされないで)

移りゆく時に流されないで

(こんなんものりこえていけるようにもっとつよくあいして)

困難も　乗り越えて行けるように　もっと強く愛して

(きのうよりきょうはてなきあすへと)

昨日より今日　果てなき明日へと

(いくつもかさねてきた)

いくつも重ねてきた

(きせつはどれもがいろあせずつよくかがやいてる)

季節はどれもが色あせず　強く輝いてる

(かすかにきこえているたしかなみらいのあしおとにみみをすましていよう)

かすかに聞こえている　確かな未来の足音に　耳を澄ましていよう

(いくつもかさねてきたきせつはどれもがいろあせずつよくかがやいてる)

いくつも重ねてきた　季節はどれもが色あせず　強く輝いてる

(かすかにきこえているたしかなみらいのあしおとにみみをすましていよう)

かすかに聞こえている　確かな未来の足音に　耳を澄ましていよう

(しろいきゃんばすにきみのいろがふえてく)

白いキャンバスに　君の色が増えてく

(ながれてくほしたちにそっとねがいをこめる)

流れてく星たちに　そっと願いを込める