Piece / 高橋優

(なんのためのはなしをつきつめたら)

なんのための話を突き詰めたら

(ぼくらのじんせいじたいがなんのいみもないようだ)

僕らの人生自体がなんの意味もないようだ

(ａｉがぼくにあやまる)

A.I.が僕に謝る

(すみませんよくわかりませんてことば)

「すみません、よく分かりません」て言葉

(こたえはたっちぱねるのなかじゃなくてぼくらのなかってことかな)

答えはタッチパネルの中じゃなくて僕らの中ってことかな？

(ぴーすとぴーすかさなるぱずるになぞられたなら)

ピースとピース重なる　パズルになぞられたなら

(きっとあわさるはずないおうとつなきみとぼく)

きっと合わさるハズない凹凸な君と僕

(あえてつむいでみたいのさ)

あえて紡いでみたいのさ

(おいかけておいかけてまだだれもみたことのないふうけいへ)

追いかけて追いかけて　まだ誰も見たことのない風景へ

(きみのぴーすとぼくのぴーすでぬりかえられたみらいへ)

君のピースと僕のピースで塗り替えられた未来へ

(とぎれてみうしなってすべてつぎはぎだらけだって)

途切れて見失って全てツギハギだらけだって

(おいかけておいかけておもいだして)

追いかけて追いかけて　思い出して

(おおごえでさけんだひのことねれないほどこころおどったひのこと)

大声で叫んだ日のこと寝れないほど　心踊った日のこと

(せかいじゅうのえがおがぼくらをずっとまってるよ)

世界中の笑顔が僕らをずっと待ってるよ

(あめがふっているからきょうやめよう)

雨が降っているから今日やめよう

(はれてもかぜがふいてるよかぜがやんでもあれよこれよ)

晴れても風が吹いてるよ　風が止んでもあれよこれよ

(こころをつれださぬりゆうさがしたら)

心を連れ出さぬ理由探したら

(やまほどみつかるものだな)

山ほど見つかるものだな

(にじはいつみれるかなとおもおう)

虹はいつ見れるかなと思おう

(えんしんりょくがつよくたってぜんしんのどこかうごかして)

遠心力が強くたって　全身のどこか動かして

(ごうりてきじゃなくていいからまわりでいいさあいこう)

合理的じゃなくていい空回りでいい　さあ行こう

(おいかけておいかけてまだだれもみたことのないふうけいへ)

追いかけて追いかけて　まだ誰も見たことのない風景へ

(いつかきっとあすはきっとできょうはどうしよう)

いつかきっと明日はきっと　で今日はどうしよう？

(おいかぜふくのまってるならあらしとてをとりあって)

追い風吹くの待ってるなら　嵐と手を取り合って

(おいかけておいかけてだれにだって)

追いかけて　追いかけて　誰にだって

(びょうどうだなんておもえないせかいででもわらって)

平等だなんて思えない世界で　でも笑って

(そのこころをつれだして)

その心を連れ出して

(こんなぼくらにだってやれることがあるよ)

こんな僕らにだってやれることがあるよ

(ならべられたかたとかたぶなんにできあがるぱずる)

並べられた肩と肩　無難に出来上がるパズル

(さいしょからきめられたみらいしかないじゃないみらい)

最初から決められた未来しかない　じゃない未来

(かえられるのはでたらめな)

変えられるのはデタラメな

(だけどそこしれぬきぼうがあふれるような)

だけど底知れぬ希望が溢れるような

(きみとぼくのｋｉｓｓ)

君と僕のKiss

(おいかけておいかけてまだだれもみたことのないふうけいへ)

追いかけて追いかけて　まだ誰も見たことのない風景へ

(きみのぴーすとぼくのぴーすでぬりかえられたみらいへ)

君のピースと僕のピースで塗り替えられた未来へ

(すれてぶつけあってすべてつぎはぎいろとりどり)

擦れてぶつけ合って　全てツギハギ色とりどり

(おいかけておいかけておもいだして)

追いかけて　追いかけて　思い出して

(おおごえでさけんだひごとりゆうなんてなくても)

大声で叫んだ日ごと　理由なんてなくても

(わらいあえるよ)

笑い合えるよ

(せかいじゅうのえがおがぼくらをずっとまってるよ)

世界中の笑顔が僕らをずっと待ってるよ