フィラメント
歌詞(問題文)
(あけがたのそらかーてんごしにのぼりゆくひがやけにまぶしくて)
明け方の空カーテン越しに昇りゆく陽がやけに眩しくて
(きしょうをつげたいちどめのねにかおをそむけひとみをつむった)
起床を告げた一度目の音に顔を背け瞳をつむった
(にどめのゆめでだれかがいった「あのひのちかいはどこへやった」)
二度目の夢で誰かが言った「あの日の誓いはどこへやった」
(くもってたしかいがすこしずつはれた)
曇ってた視界が少しずつ晴れた
(そこにあったのはきょだいなぱずるで)
そこに在ったのは巨大なパズルで
(それをむちゅうでくみたてるぼくがいた)
それを夢中で組み立てる僕が居た
(あすへむかうわきめもふらずたちどまることなく)
明日へ向かう脇目も振らず立ち止まることなく
(そのすがたはなちだしたねつにとびおきたんだ)
その姿放ち出した熱に飛び起きたんだ
(はきふるしたくつのひもをほどけないようにかたくむすんでいこう)
履き古した靴の紐を解けないように固く結んで行こう
(さあきたみちにまたもどるよりすすむがいい)
さあ来た道にまた戻るより進むがいい
(おさないころにみにつけていたこうきしんがあったはずなのに)
幼い頃に身につけていた好奇心があったはずなのに
(ちらかるへやのどこかしらにのみこまれてでてこなくなった)
散らかる部屋のどこかしらに飲み込まれて出てこなくなった
(ぱずるのぴーすせいかいのばしょひとのかおいろばかりのぞきみて)
パズルのピース正解の場所人の顔色ばかり覗き見て
(まちがえることさえできなくなっていた)
間違えることさえ出来なくなっていた
(だれもがいつしかしかられなやんでいまでもまだきっとみかんせいのさなか)
誰もがいつしか叱られ悩んで今でもまだきっと未完成の最中
(あすへむかうわきめもふらずたちどまることなく)
明日へ向かう脇目も振らず立ち止まることなく
(そのすがたもくてきちはとおくすいへいせんのむこう)
その姿目的地は遠く水平線の向こう
(がそりんのないくるまのようにとほうにくれていたじぶんのむねにも)
ガソリンのない車のように途方に暮れていた自分の胸にも
(まだもえてるきみがくれたねつですすむがいい)
まだ燃えてる君がくれた熱で進むがいい
(そのひかりはもうみえてきただろうわらえばいい)
その光はもう見えてきただろう笑えばいい
(たとえなんどころんだとしてもすすむがいい)
たとえ何度転んだとしても進むがいい
(たとえみちにまよったとしてもわらえばいい)
たとえ道に迷ったとしても笑えばいい
(さけびたくなるようなよるにとりのこされたとしても)
叫びたくなるような夜に取り残されたとしても
(ひかりをさがせつかめ)
光を探せ掴め