colors

(ぼくのいろでえがいたえは)

僕の色で描いた絵は

(いつだってどこかたりなくて)

いつだってどこか足りなくて

(でもきみがきみのいろをわけてくれた)

でも君が君の色を分けてくれた

(しゅんかんにみちがえたよ)

瞬間に見違えたよ

(きみはじぶんのこえがきらいだといってた)

君は自分の声が嫌いだと言ってた

(そんなにすてきなこえなのに)

そんなに素敵な声なのに

(じゃあぼくといっしょにうたってみようよ)

じゃあ僕と一緒に歌ってみようよ

(しらないうたをうたえるかも)

知らない歌を歌えるかも

(となりのせかいはまぶしすぎるから)

隣の世界は 眩しすぎるから

(あこがれてしっとしてとおざけたいけれど)

憧れて嫉妬して 遠ざけたいけれど

(ぼくたちのいろいろまざりあってほらあたらしいいろ)

僕たちの色々 混ざり合って ほら、新しい色

(ひとりじゃきっとうまれなかったもの)

一人じゃきっと生まれなかったもの

(じぶんらしさはとりかごはばたくほど)

「自分らしさ」は鳥籠 羽ばたくほど

(ぬぎすてるほど)

脱ぎ捨てるほど

(じぶんらしくなってくよ)

自分らしくなってくよ

(ほおづえついてこうちゃにみるくいれて)

頬杖ついて 紅茶にミルク入れて

(すぷーんをまわしてうずをまくみずいろのごご)

スプーンを回して渦を巻く 水色の午後

(きみがやってきてわらいあってのみほして)

君がやってきて 笑いあって飲み干して

(なんだっけなやみもわすれてしまう)

なんだっけ？ 悩みも忘れてしまう

(ひとりぼっちとひとりぼっちと)

ひとりぼっちと (ひとりぼっちと)

(ひとりぼっちがひとりぼっちが)

ひとりぼっちが (ひとりぼっちが)

(にじむたびににじむ)

にじむたびに虹む

(ぼくたちのいろいろまざりあってほらあたらしいいろ)

僕たちの色々 混ざり合って ほら、新しい色

(ぼうけんやいたずらにもにた)

冒険やいたずらにも似た

(くすぐるようなたかなりがあふれだすよ)

くすぐるような高鳴りが 溢れ出すよ

(ぼくたちのいろいろまざりあってほらあたらしいいろ)

僕たちの色々 混ざり合って ほら、新しい色

(ひとりじゃきっとうまれなかったもの)

一人じゃきっと生まれなかったもの

(きゃんぱすがしろいこと)

キャンパスが白いこと

(なんてすくないけどかまわない)

なんて少ないけど かまわない

(あざやかにぬりつぶすのさ)

あざやかに塗りつぶすのさ