追憶/kalafina
2014.6.26“君の銀の庭” Special LIVE 2014で
あまりにも良かったので。
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歌詞(問題文)
(ほのぐらいきりのなかきえてゆくかげをみおくる)
仄暗い霧の中消えてゆく 影を見送る
(てをふったきれいなかーぶがいつまでもゆれてる)
手を振った奇麗な曲線(カーブ)が いつまでも揺れてる
(うつくしいあさはだれかをおくるためにあるのだろう)
美しい朝は誰かを送る為にあるのだろう
(むねをついばむあまいほうせきをまたひとつぶのこして)
胸を啄(ついば)む甘い宝石を また一粒残して
(ついおくのざらりとしたてざわりにゆびをはわせて)
追憶のざらりとした手触りに 指を這わせて
(きらめいたまひるのほしをしずかによるへおとそう)
きらめいた真昼の星を静かに 夜へ落とそう
(たわむれるきおくのなかなにもとどかないえいえんとよくにたゆめのとりでに)
戯れる記憶の中何も届かない 永遠と良く似た夢の砦に
(あのひのかぜがふくひたいをぬけてゆく)
「あの日」の風が吹く 額を抜けてゆく
(みがかれたじかんのわなついおくのふかくもうなにもいらない)
磨かれた時間の罠 追憶の深く もう何もいらない
(かおのないこえとまぶたをすべるみえないゆびさき)
顔の無い声と瞼を滑る 見えない指先
(やさしさだけをつなぎあわせたあなたはなまえももたない)
優しさだけを繋ぎ合わせた貴方は 名前も持たない
(びんのなかにあるそらはもうすぐひぐれてきんいろのといきをただくりかえす)
瓶の中にある空はもうすぐ日暮れて 黄金(きん)色の吐息をただ繰り返す
(いちばんしあわせなときをさがしたらよくばりなこどもはどこまでかえるのだろう)
一番幸せな時を探したら 欲張りな子供は 何処まで還るのだろう
(もりのほとりにあるにれのきのしたであいのしぐさだけをただくりかえす)
森のほとりにある楡(にれ)の木の下で 愛の仕草だけを ただ繰り返す
(なつのかぜすぎゆくひたいをぬけてゆく)
夏の風過ぎゆく 額を抜けてゆく
(おとのないそらからふることばのないうたもうなにもいらない)
音の無い空から降ることばの無いうた もう何もいらない
(うつくしいきおくのくにでついおくのうたげをはじめよう)
美しい記憶の国で 追憶の宴を始めよう