世界に抱かれ滅びる前に

(これはいくねんにつづくものがたりくりかえされるぜつぼうの)

これは幾年に続く物語　繰り返される絶望の

(まぼろしなのかこのてがつかんだたしかなぬくもりさえ)

幻なのか　この手がつかんだ確かな温もりさえ

(さけんだこえもなげきもきえないほどにやきついているのに)

叫んだ声も嘆きも　消えないほどに焼き付いているのに

(せかいはなにもかもだいてほろびようとしてるのか)

世界は何もかも抱いて　滅びようとしているのか

(それはうそだｎｅｖｅｒｅｎｄｔｈｅｆａｔｅ)

それは嘘だ　Never end the fate

(よわきものたちそらをあおぎにげまどえば)

弱き者たち　空を仰ぎ逃げ惑えば

(ｎｅｖｅｒｅｎｄｔｈｅｆａｔｅあきらめないものたち)

Never end the fate 諦めない者たち

(なんどもなんどもああたちむかうときめたそのめはあつい)

何度も何度も　ああ立ち向かうと　決めたその目は熱い

(しとぜつぼうをふりまいてまおうがしはいするこのせかい)

死と絶望を振り撒いて　魔王が支配するこの世界

(あっとうてきなちからをまえにしあきらめにしはいされたひとびとはとう)

圧倒的な力を前にし　諦めに支配された人々は問う

(なぜあらがうのかなぜたたかうのかと)

なぜ抗うのか？　なぜ戦うのか？と

(それでもいつのじだいにもあらわれる)

それでも　いつの時代にも現れる

(ひとびとのこころをきぼうにぬりかえるゆうしゃのそんざい)

人々の心を希望に塗り替える勇者の存在

(さらなるぜつぼうをうむともしらずに)

更なる絶望を生むとも知らずに

(めつぼうなのかめのまえでくずれさるのをただみていた)

滅亡なのか　目の前で崩れ去るのをただ見ていた

(むげんのこうやがひろがるむねんのはいきょをふみしめたいたみよ)

無限の荒野が広がる　無念の廃墟を踏みしめた痛みよ

(せかいはだれをものみこみほろびようとしてるのか)

世界は誰をも飲み込み　滅びようとしてるのか

(うけいれるなｎｅｖｅｒｅｎｄｔｈｅｗｏｒｌｄ)

受け入れるな　Never end the world

(つよきねがいでしょうりをしんじていどむちから)

強き願いで　勝利を信じて挑む力

(ｎｅｖｅｒｅｎｄｔｈｅｗｏｒｌｄかなしみをねがいへ)

Never end the world 悲しみを願いへ

(なんどもなんどもああたちあがるとちかうそのめがあつい)

何度も何度も　ああ立ち上がると　誓うその目が熱い

(さあいまこそしんじつをかたろう)

さあ　今こそ真実を語ろう

(まおうはほろぼせないほろぼしてはならない)

魔王は滅ぼせない　滅ぼしてはならない

(まおうをふうじたものはそのおおいなるまりょくにおかされ)

魔王を封じたものは　その大いなる魔力に侵され

(つぎのまおうとなりはてる)

次の魔王と成り果てる

(かつておれのともがそうだったように)

かつて　俺の友がそうだったように

(だがこれでおわりだこのぜつぼうをおれがたちきってやる)

だがこれで終わりだ　この絶望を俺が断ち切ってやる

(ｎｅｖｅｒｅｎｄｔｈｅｆａｔｅ)

Never end the fate

(よわきものたちそらをあおぎにげまどえば)

弱き者たち　空を仰ぎ逃げ惑えば

(ｎｅｖｅｒｅｎｄｔｈｅｆａｔｅあきらめないものたち)

Never end the fate 諦めない者たち

(なんどもなんどもああたちむかうと)

何度も何度も　ああ立ち向かうと

(ｎｅｖｅｒｅｎｄｔｈｅｗｏｒｌｄ)

Never end the world

(けわしきみちなんどでもいどむいしは)

険しき道　何度でも挑む意志は

(ｎｅｖｅｒｅｎｄｔｈｅｗｏｒｌｄ)

Never end the world

(おわらぬやみこんどこそうちやぶる)

終わらぬ闇　今度こそ打ち破る

(ｎｅｖｅｒｅｎｄｔｈｅｗｏｒｌｄ)

Never end the world

(ぜったいにあきらめないとちかったんだ)

絶対に諦めないと誓ったんだ

(このけんにこめられたみんなのきぼうけさせはしない)

この剣に込められた皆の希望　消させはしない

(せかいはぜつぼうにしずまないゆめをきぼうを)

世界は絶望に沈まない　夢を　希望を

(おれたちがとりもどすんだこれでおわりだ)

俺たちが取り戻すんだ　これで終わりだ

(ゆうしゃごっこかませいぜいがんばりな)

勇者ごっこか？　ま、せいぜい頑張りな

(ただおれはやくそくをはたすためにここにいる)

ただ俺は約束を果たすためにここにいる

(ったく、ゆうしゃってのはどいつもこいつも)

ったく、勇者ってのはどいつもこいつも

(ひとのはなしをきかねぇもんなのか)

人の話を聞かねぇもんなのか？

(おれがおまえをすくってやる)

俺がお前を救ってやる

(これはのちにゆうしゃとよばれるせいねんが)

これは後に勇者と呼ばれる青年が

(なかまとともにぜつぼうとたたかいせかいをすくうものがたり)

仲間とともに絶望と戦い　世界を救う物語