すき　渡辺美里

(せんろぞいまなつのひざしあびて)

線路沿い　真夏の日差しあびて

(ひまわりがかぜにゆれている)

ひまわりが風にゆれている

(つぎのきしゃできみはかえってくるよ)

次の汽車で君は帰ってくるよ

(あたらしいくつがすこしいたい)

新しい靴が少し痛い

(けしわすれたままのでんごんばん)

消し忘れたままの伝言板

(うちみずするわかいえきいん)

打ち水する若い駅員

(まだついていないのにきみがみえるよ)

まだ着いていないのに　君が見えるよ

(あえないさびしさのぶんだけ)

逢えない淋しさのぶんだけ

(ああいきもできないくらい)

ああ　息もできないくらい

(むねがあつくなる)

胸が熱くなる

(あのころのぼくたちはむちゅうになりすぎて)

あの頃のぼく達は夢中になりすぎて

(おさなさとむじゃきさのちがいきづかずにいた)

幼さと無邪気さの違い気づかずにいた

(ゆうやけのむこうには)

夕焼けの向こうには

(やさしさがみえる)

やさしさが見える

(きみがとてもすき)

きみがとてもすき

(だいすきみつめたいｂｒａｎｄｎｅｗｄａｙ)

だいすき　みつめたい　Brand new day

(すなぼこりむせるようなぷらっとふぉーむ)

砂ぼこり　むせるようなプラットフォーム

(２しゅうかんあめがふってない)

2週間　雨が降ってない

(いつからかこのまちでまよっていたよ)

いつからかこの街で迷っていたよ

(むくちなさびしさのぶんだけ)

無口な淋しさのぶんだけ

(ああいまのきみとぼくは)

ああ　今のきみとぼくは

(ともだちじゃおわれない)

友達じゃ終われない

(ながれてくとしつきをみおくりたくない)

流れてく歳月を見送りたくない

(ふたりにはさよならのきすはにあわないよ)

二人にはさよならのキスはにあわないよ

(だれかをきずつけても)

誰かを傷つけても

(はなれられないよ)

はなれられないよ

(やせちゃったねきみ)

やせちゃったねきみ

(きみにつたえたいａｌｌｍｙｌｏｖｅ)

きみに伝えたい　All my love

(ゆうやけのむこうには)

夕焼けの向こうには

(やさしさがみえる)

やさしさが見える

(きみがとてもすき)

きみがとてもすき

(だいすきみつめたいｂｒａｎｄｎｅｗｄａｙ)

だいすき　みつめたい　Brand new day

(だれかをきずつけても)

誰かを傷つけても

(はなれられないよ)

はなれられないよ

(きみがとてもすき)

きみがとてもすき

(だいすきみつめたいｂｒａｎｄｎｅｗｄａｙ)

だいすき　みつめたい　Brand new day