コンテモニア

(これがぼくのゆめみたせかいさ)

これがぼくの夢見た世界さ

(なんてわらったきみはそこからとんでった)

なんて笑ったきみはそこから飛んでった

(ぼくらがゆめみたみらいは)

ぼくらが夢見た未来は

(どこかにきえていったみたいだ)

どこかに消えていったみたいだ

(たいへいようのまんなかで)

太平洋の真ん中で

(あすふぁるとのむこうで)

アスファルトの向こうで

(かいげんしょうはるこみにか)

怪現象ハルコミ二カ

(ほらねまたわらった)

ほらね、 また笑った

(かんじょうせんをまたいで)

環状線をまたいで

(まちをぬけだしてさ)

街を抜けだしてさ

(さよならしなきゃだめなのだ)

さよならしなきゃだめなのだ。

(ほらねこんてもにあ)

ほらね コンテモニア

(きらいなぼくがそこにいました)

嫌いな僕がそこに居ました。

(きりつけてやりたくて)

切りつけてやりたくて

(あやめてみたんだ)

殺めてみたんだ

(いまそこだれなにあやふや)

今、そこ、誰、何、あやふや

(もうのみほしてしまおーか)

もう飲み干してしまお一か?

(たいせいようのすみっこでしんじゅくにしぐちで)

大西洋の隅っこで 新宿西口で

(ひとりぼっち)

ひとりぼっち、

(だれもこないあたりまえだけどさ)

誰も来ない当たり前だけどさ

(ひゃくごうせんをまたいで)

百号線をまたいで

(ここでいきしていた)

ここで息していた

(いまどこだかわからぬまま)

今、何処だかわからぬまま

(ぼくをさがしたのだ)

ぼくを探したのだ。

(このせかいのどこか)

この世界のどこか

(ぼくがみたけしきが)

ぼくがみた景色が

(ちがうようでかさなるんだ)

違うようで重なるんだ

(ほらねまたわらった)

ほらね、 また笑った

(きみももういくんだぼくはまたひとりだ)

きみももう行くんだ、僕はまたひとりだ

(もういかなくちゃだめなのか)

もういかなくちゃだめなのか?

(なんてもうおそいか)

なんて、もう遅いか。

(ああそんなきみと)

ああ、そんなきみと

(いつもいつまでも)

いつも、 いつまでも

(ふたりでいられたらいーのにな)

ふたりでいられたらい一のにな

(さよならここでぼくは)

さよなら ここで ぼくは

(いきていくそれだけそれだけだったのだ)

いきていく それだけ。 それだけだったのだ。