鬼滅の刃～無限列車編

(たくさんありがとうとおもうよたくさんごめんとおもうよ)

たくさんありがとうと思うよ　たくさんごめんと思うよ

(ここにはいってきていいのはねずこちゃんだけなんだよころすぞ)

ここに入ってきていいのは禰豆子ちゃんだけなんだよ殺すぞ

(たんじろうやいばをもてきるべきものはもうある)

炭治郎刃を持て　斬るべきものはもう在る

(ひとのこころのなかにどそくでふみいるな)

人の心の中に土足で踏み入るな

(けっきじゅつきょうせいこんとうさいみんのささやき)

血鬼術　強制昏倒催眠の囁き

(いうはずがないだろうそんなことをおれのかぞくが！！)

言うはずが無いだろうそんなことを　俺の家族が！！

(おれのかぞくをぶじょくするなぁああぁあああ！！！)

俺の家族を　侮辱するなァアアァアアア！！！

(そんざいじたいがなんかこうとにかくしゃくにさわってくるかんじ)

存在自体が何かこう　とにかく癪に障って来る感じ

(ばくれつかくせい)

爆裂覚醒

(けだもののこきゅうごのきばくるいざき！！！)

獣の呼吸　伍の牙　狂い裂き！！！

(どいつもこいつもおれがたすけてやるぜすべからくひれふし！あがめたたえよこのおれを！)

どいつもこいつも俺が助けてやるぜ　須らくひれ伏し！崇め讃えよこの俺を！

(ねずこちゃんはおれがまもる)

禰豆子ちゃんは俺が守る

(よもやよもやだ)

よもやよもやだ

(はしらとしてふがいなし！！あながあったらはいりたい！！)

柱として不甲斐なし！！穴があったら入りたい！！

(けだもののこきゅうにのきばきりさき！！)

獣の呼吸　弐の牙　切り裂き！！

(きょうせいこんとうすいみんまなこ)

強制昏倒睡眠・眼

(わなにかかるんじゃねぇよ！！つまらねぇしにかたすんな！！)

罠にかかるんじゃねぇよ！！つまらねぇ死に方すんな！！

(けだもののこきゅうしのきばきりこまざき！！)

獣の呼吸　肆の牙　切細裂き！！

(ひのかみかぐらへきらのてん)

ヒノカミ神楽　碧羅の天

(おにのにくでばいんばいんしてたすかったぜぎゃくにな)

鬼の肉でばいんばいんして助かったぜ　逆にな

(げんきいっぱいだかぜもひいてねぇ)

元気いっぱいだ　風もひいてねぇ

(おにがりにくみするおになんてどうしてむざんさまにころされないんだ)

鬼狩りに与する鬼なんて　どうして無惨様に殺されないんだ

(はしらまではいちまんぽあるかもしれないがな！)

柱までは一万歩あるかもしれないがな！

(きのうのじぶんよりかくじつにつよいじぶんになれる)

昨日の自分より確実に強い自分になれる

(じょうげんのさんあかざ)

上弦の参　猗窩座

(ほのおのこきゅうにのかたのぼりえんてん)

炎の呼吸　弐の型　昇り炎天

(しょたいめんだがおれはすでにきみのことがきらいだ)

初対面だが俺はすでに君のことが嫌いだ

(おまえもおににならないか？)

お前も鬼にならないか？

(そのとうきねりあげられているしこうのりょういきにちかい)

その闘気　練り上げられている　至高の領域に近い

(おいることもしぬこともにんげんというはかないいきもののうつくしさだ)

老いることも死ぬことも　人間という儚い生き物の美しさだ

(おいるからこそしぬからこそたまらなくいとおしくとうといのだ)

老いるからこそ　死ぬからこそ　堪らなく愛おしく　尊いのだ

(このしょうねんはよわくないぶじょくするな)

この少年は弱くない　侮辱するな

(きみとおれとではかちきじゅんがちがう)

君と俺とでは価値基準が違う

(おれはいかなるりゆうがあろうともおににならない)

俺は如何なる理由があろうとも鬼にならない

(じゅつしきてんかいはかいさつらしん)

術式展開　破壊殺・羅針

(はかいさつくうしき)

破壊殺・空式

(ほのおのこきゅうさんのかたきえんばんしょう)

炎の呼吸　参の型　気炎万象

(ほのおのこきゅうしのかたせいえんのうねり)

炎の呼吸　肆の型　盛炎のうねり

(たいきめいれい！！)

待機命令！！

(ほのおのこきゅうごのかたえんこ！！！)

炎の呼吸　伍の型　炎虎！！！

(はかいさつらんしき)

破壊殺・乱式

(つぶれたひだりめくだけたあばらぼねきずついたないぞう)

潰れた左目　砕けた肋骨　傷ついた内臓

(もうとりかえしがつかない)

もう取り返しがつかない

(おれはえんばしられんごくきょうじゅろうだ)

俺は炎柱　煉獄杏寿郎だ

(おれはおれのせきむをまっとうする！！ここにいるものはだれもしなせない！！)

俺は俺の責務を全うする！！ここにいる者は誰も死なせない！！

(いっしゅんでおおくのめんせきをねこそぎえぐりきる)

一瞬で　多くの面積を根こそぎえぐり斬る

(ほのおのこきゅうおうぎくのかたれんごく)

炎の呼吸　奥義　玖の型・煉獄

(じゅつしきてんかいはかいさつめっしき)

術式展開　破壊殺・滅式

(よわきひとをたすけることはつよくうまれたもののせきむです)

弱気人を助けることは　強く生まれた者の責務です

(せきにんをもってはたさなければならないしめいなのです)

責任を持って果たさなければならない　使命なのです

(つよくやさしいこのははになれてしあわせでした)

強く優しい子の母になれて　幸せでした

(ははうえおれのほうこそあなたのようなひとにうんでもらえてこうえいだった)

母上　俺の方こそ　貴方のような人に生んでもらえて光栄だった

(ぜったいにはなさんおまえのくびをきりおとすまでは！！！)

絶対に放さん　お前の頸を斬り落とすまでは！！！

(にげるなひきょうもの！！)

逃げるな卑怯者！！

(いつだってきさつたいはおまえらにゆうりなよるのやみのなかでたたかってるんだ！！)

いつだって鬼殺隊は　お前らに有利な夜の闇の中で戦ってるんだ！！

(きずだってかんたんにはふさがらない！！うしなったてあしがもどることもない！！)

傷だって簡単には塞がらない！！　失った手足が戻ることもない！！

(れんごくさんはまけてない！！だれもしなせなかった！！)

煉獄さんは負けてない！！誰も死なせなかった！！

(おまえのまけだ！！れんごくさんのかちだ！！)

お前の負けだ！！煉獄さんの勝ちだ！！

(もうそんなにさけぶんじゃない)

もうそんなに叫ぶんじゃない

(かまどしょうねんがしんでしまったらおれのまけになってしまうぞ)

竈門少年が死んでしまったら　俺の負けになってしまうぞ

(こっちにおいでさいごにすこしはなしをしよう)

こっちにおいで　最後に少し話をしよう

(れいめいにちる)

黎明に散る

(じぶんのこころのままただしいとおもうみちをすすむようつたえてほしい)

自分の心のまま　正しいと思う道を進むよう伝えて欲しい

(おれはきみのいもうとをしんじるきさつたいのいちいんとしてみとめる)

俺は君の妹を信じる　鬼殺隊の一員として認める

(いのちをかけておにとたたかいひとをまもるものはだれがなんといおうときさつたいのいちいんだ)

命をかけて鬼と戦い人を守る者は　誰がなんと言おうと鬼殺隊の一員だ

(むねをはっていきろ)

胸を張って生きろ

(おのれのよわさやふがいなさにどれだけうちのめされようと)

己の弱さや不甲斐なさにどれだけ打ちのめされようと

(こころをもやせはをくいしばってまえをむけ)

心を燃やせ　歯を喰いしばって前を向け

(きみがあしをとめてうずくまってもじかんのながれはとまってくれない)

君が足を止めて蹲っても時間の流れは止まってくれない

(はしらならばこうはいのたてとなるのはとうぜんだ)

柱ならば　後輩の盾となるのは当然だ

(こんどはきみたちがきさつたいをささえるはしらとなるのだおれはしんじる)

今度は君たちが　鬼殺隊を支える柱となるのだ　俺は信じる

(ははうえおれはちゃんとやれただろうか)

母上　俺はちゃんとやれただろうか

(りっぱにできましたよ)

立派にできましたよ

(しんじるといわれたならそれにこたえることいがいかんがえんじゃねぇ！！)

信じると言われたなら　それに応えること以外考えんじゃねぇ！！

(じょうげんのおににはれんごくでさえまけるのか)

上弦の鬼には　煉獄でさえ負けるのか

(おれはしんじない)

俺は信じない

(みにくいおにどもはおれがせんめつする)

醜い鬼どもは　俺が殲滅する

(きょうじゅろうはがんばったんだねすごいこだ)

杏寿郎は頑張ったんだね　凄い子だ