約束の場所へ／The gardens

(すぎさりしあおいうみ)

過ぎ去りし　蒼い海

(ほほよせてとったふぉとぐらふ)

頬よせて撮った　フォトグラフ

(いまというときだけが)

今という時だけが

(えいえんにおもえていたね)

永遠に思えていたね

(まぶしすぎたあのなつのそらは)

眩しすぎた　あの夏の空は

(かわるきせつをしっていたのかな)

変わる季節を知っていたのかな

(うしないたくないあいはいつのまに)

失いたくない愛はいつのまに

(いろあせてゆくけど)

色褪せてゆくけど

(ずっとかわらないでいようと)

ずっと変わらないでいようと

(やくそくしたあのひのちかい)

約束したあの日の誓い

(おもいでぬらすあめはやがて)

想い出濡らす雨はやがて

(ひらくはなへといのちをつなぐよ)

開く花へと　生命（いのち）を繋ぐよ

(とぎれぬおもいがあるなら)

とぎれぬ思いがあるなら

(ひはまたのぼりかがやくだろう)

日はまた昇り輝くだろう

(いまはなにもみえなくても)

今は何も見えなくても

(みらいはめのまえにある)

未来は目の前にある

(すれちがうひとなみに)

すれちがう人波に

(あなたをみたようなきがした)

あなたを見たような気がした

(あのひからこんなにも)

あの日から　こんなにも

(とおくまできてしまった)

遠くまで来てしまった

(いまはわかるあなたのやさしさ)

今はわかる　あなたの優しさ

(もとめすぎてたおさないじぶんも)

求めすぎてた　幼い自分も

(かけがえのないものはいつのひも)

かけがえのないものはいつの日も

(すぎたときにやどるね)

過ぎた時に宿るね

(えいえんにかわらぬものなど)

永遠に変わらぬものなど

(なにひとつないとしたって)

何ひとつないとしたって

(あふれるあいをとざさないで)

溢れる愛を閉ざさないで

(こころのままにあるきだせばいい)

心のままに歩き出せばいい

(とぎれぬおもいこのむねに)

とぎれぬ思い　この胸に

(やくそくのばしょへとむかって)

約束の場所へと向かって

(いつかふたりはぐれたとしても)

いつか二人はぐれたとしても

(ここへくるはずだった)

ここへ来るはずだった

(ずっとかわらないでいようと)

ずっと変わらないでいようと

(やくそくしたあのひのちかい)

約束したあの日の誓い

(こんなにやさしいかぜにふかれ)

こんなに優しい風に吹かれ

(ふりかえるのはどれくらいぶりだろう)

振り返るのは　どれ位ぶりだろう

(とぎれぬおもいがあるなら)

とぎれぬ思いがあるなら

(ひはまたのぼりかがやくだろう)

日はまた昇り輝くだろう

(このたびじはつづいてゆく)

この旅路は続いてゆく

(ゆめははてしないまま)

夢は果てしないまま