正義粉砕

(われたかめんをひろいあげ)

割れた仮面を拾い上げ

(からっぽのじぶんにあてがってみた)

空っぽの自分にあてがってみた

(わたしもきみにはなそうかいままでみてきたもの)

私も君に話そうか、今まで見てきたモノ

(たとえばなけるはなしがつくりたいんなら)

例えば、泣ける話が作りたいんなら

(やさしいひろいんをしなせちゃえばいいんだろ)

優しいヒロインを死なせちゃえばいいんだろ？

(しねばみんななくんだって)

死ねばみんな泣くんだって

(ゆめがないだって)

「夢がない」だって？

(そんなぎぜんいらないよわたしだってただの)

そんな偽善いらないよ私だってただの

(えだってきづいたんだ)

絵だって気づいたんだ！

(でもそんなどうしようもないげんじつだって)

でも、そんなどうしようもない現実だって

(あいしていかなきゃいきていけないんだって)

愛していかなきゃ生きていけないんだって！

(だれかのせいぎをこわしていく)

誰かの正義を壊していく

(わたしはそうやっていきてく)

私はそうやって生きてく

(このめはせかいをみすぎて)

この目は、世界を見すぎて

(わずかなきぼうもとらえられなくなった)

僅かな希望も捉えられなくなった

(あざやかにちりゆくのはいつかのおもいでたち)

鮮やかに散り行くのは、いつかの思い出たち

(いまみらいをつかみたいのならくだらないげんそうなんかいますぐすてさって)

今、未来を掴みたいのなら下らない幻想なんか今すぐ捨て去って

(しょうじきでいいじゃんかなにもこわくないよ)

正直でいいじゃんか、何も怖くないよ！

(きみのせいぎをこわそうたとえば)

君の正義を壊そう、例えば

(どうしようもないぎぜんしゃをわらったって)

どうしようもない偽善者を笑ったって

(なにもかわんないんだって)

何も変わんないんだって！

(きみはきえないんだって)

君は消えないんだって！

(ほらたちあがってまえをむいて)

ほら、立ち上がって前を向いて

(そしてだれかのせいぎをこわしていく)

そして、誰かの正義を壊していく

(そしてわたしたちがせかいをかえていく)

そして、私たちが世界を変えていく

(さいごにわらうのはわたしたちなんだって)

最後に笑うのは私たちなんだって

(そうしんじていきてく)

そう信じて生きてく