shampoo /コシモトユイカ

(まちでおもいだしたきみのかおりを)

街で思い出した　きみの香りを

(おいかけてしまうよるのこうさてん)

追いかけてしまう　夜の交差点

(まちでみかけたきみのきおくを)

街で見かけた　きみの記憶を

(あつめてしまいそうなまいにちです)

集めてしまいそうな毎日です

(おなじしゃんぷーのかおりがする)

同じシャンプーの香りがする

(わんるーむのうみにおぼれていたい)

ワンルームの海に溺れていたい

(れいじをすぎてまほうがきえる)

0時を過ぎて魔法が消える

(どうかどうかみつめていて)

どうか　どうか　見つめていて

(あきないで)

飽きないで

(おしえてよこころとからだで)

おしえてよ　こころとからだで

(なんどもなんどもなんどでも)

何度も　何度も　何度でも

(きみをおもいだしたきょうのゆうぐれ)

きみを思い出した　今日の夕暮れ

(とけたきみどりふみつけたはね)

溶けた黄緑　踏みつけた羽

(きみをみつめたみつめたけど)

きみをみつめた　みつめたけど

(なにもかわらないかわらなかったね)

何も変わらない　変わらなかったね

(おなじべっどにあふれだした)

同じベッドに溢れだした

(わんるーむのこいはこわれていたよ)

ワンルームの恋は　壊れていたよ

(こえをころしてないていたことも)

声を殺して泣いていたことも

(きっとずっとしらないでしょう)

きっと　ずっと　知らないでしょう？

(ばかなんだもん)

バカなんだもん。

(おしえてよあのことばのいみを)

おしえてよ　あの言葉の意味を

(なんどもなんどもなんどでも)

何度も　何度も　何度でも

(きかせてよほんとうのことばで)

きかせてよ　本当のことばで

(なんどもなんどもなんどでも)

何度も　何度も　何度でも

(おなじしゃんぷーのかおりがする)

同じシャンプーの香りがする

(きみのうでのなかなかでいきていたいの)

きみの腕の中　中で生きていたいの

(あのひべっどにこびりついた)

あの日　ベッドにこびりついた

(あいはこいはしらないままだよ)

愛は　恋は　知らないままだよ

(おしえてよこころとからだで)

おしえてよ　こころとからだで

(なんどもなんどもなんどでも)

何度も　何度も　何度でも

(きかせてよほんとうのことばで)

きかせてよ　本当の言葉で

(なんどもなんどもなんどでも)

何度も　何度も　何度でも