仙台版　夜に駆ける

(あーけーどいがいあそぶすぽっとがないのきらいだ)

アーケード以外遊ぶスポットがないの嫌いだ

(しいていえばらうわんはありますけど)

強いて言えばラウワンはありますけど

(なぜすぽっちゃないんだ？)

なぜスポッチャ無いんだ？

(でんしゃはとまるししばすはたかいしとかいのはやりにのれないの)

電車は止まるし市バスは高いし都会の流行りに乗れないの

(そんなふまんはいくつもあってそのたんびおこってないてくの？)

そんな不満はいくつもあってそのたんび怒って泣いていくの？

(それでもいまこれみてる)

それでも今これ見てる

(しちょうがきっとかえてくれるさ)

市長がきっと変えてくれるさ

(しんじてるよ)

信じてるよ

(もういやだってつかれたんだって)

もう嫌だって疲れたんだって

(えいえんにあーけーどをぐるんぐるんするあそび)

永遠にアーケードをグルングルンする遊び

(もういやだってつかれたよなんて)

もう嫌だって疲れたよなんて

(ほんとうはぼくもいいたいんだ)

本当は僕も言いたいんだ

(さんだいぶすふっしょくしろてれとうながせまっくふやせ)

「三大ブス払拭しろ」「テレ東流せ」「マック増やせ」

(もうひとつゆうえんちつくれどれもとどかない)

「もうひとつ遊園地作れ」どれも届かない(白目)

(とかいにしたいだなんてさねがいをことばにしたとき)

「都会にしたい」だなんてさ願いを言葉にした時

(みんなあきらめわらった)

みんな諦め笑った

(ふまんだらけでわらえなくなっていた)

不満だらけで笑えなくなっていた

(でもせんだいのやけいはきれいだ)

でも仙台の夜景は綺麗だ

(まんぞくしてかえろうとしたらしゅうでんはやすぎのがした)

満足して帰ろうとしたら終電早すぎ逃した

(かわらないまちにあいがとまらない)

変わらない街に愛が止まらない

(いつでもやさしくむかえてくれる)

いつでも優しく迎えてくれる

(だけどかわらなすぎしげきねぇ)

だけど変わらなすぎ刺激ねぇ

(さいていちんぎんやすい)

最低賃金安い

(たなばたひかぺあおばまつりじゃずふぇす)

七夕光ぺ青葉祭りジャズフェス

(いべんとさかんだけどあんまいかねぇ)

イベント盛んだけどあんま行かねぇ

(すずしいなつにゆきがつもらないふゆ)

涼しい夏に雪が積もらない冬

(わるくないでしょ)

悪くないでしょ

(なにもすることはないけれど)

何もすることはないけれど

(とりあえずせんだいにおいでよ)

とりあえず仙台においでよ