青い鳥

(めとめがあうとじょうずにいえない)

目と目が合うと上手に言えない

(たりないことばがむねをたたくよ)

足りない言葉が胸をたたくよ

(いちびょうごとによこがおみあげて)

一秒ごとに横顔見上げて

(ひとみのおくでまたなまえをよんでる)

瞳の奥でまた名前を呼んでる

(とおりすぎるきせつのなかぼくたちがかたりあえるなら)

通り過ぎる季節の中　僕達が語り合えるなら

(なにげないときのかけらさえかけがえのないみらいさ)

何気ない時のかけらさえ　かけがえのない未来さ

(それはあおいとりこんなにちかくほほえむから)

それは青い鳥　こんなに近く微笑むから

(いつかせかいじゅうのそらたびをしておとなになる)

いつか世界中の空　旅をして大人になる

(もういちどめぐりあえるまで)

もう一度　めぐり逢えるまで

(てをふるせなかをそっとみつめた)

手を振る背中をそっと見つめた

(ことばはなぜにすべてをほしがる)

言葉はなぜに全てを欲しがる

(みしらぬこえがきこえたきがして)

見知らぬ声が聞こえた気がして

(ふりかえればきょうがとおくににげてく)

振り返れば今日が遠くに逃げてく

(とめどもなくゆめをみていたぼくたちはきずつけあうけど)

とめどもなく夢を見ていた　僕たちは傷つけあうけど

(てにいれたおもいでとちずをにぎりしめまたゆくのさ)

手に入れた思い出と地図を　握りしめまたゆくのさ

(それはあおいとりおわらないうたくちずさめば)

それは青い鳥　終わらない歌口ずさめば

(いつかせかいじゅうのそらひびきあうあのめろでぃー)

いつか世界中の空　響き合うあのメロディー

(ちかうよめぐりあえるまで)

誓うよ　めぐり逢えるまで

(ひとはもとめすぎてなにをうしなうだろ)

人は求めすぎて　何を失うだろ

(うつりぎなくもをおいかけるかぜも)

移り気な雲を　追いかける風も

(かさねあいゆるしあいこのほしをまわせば)

重ね合い許し合い　この地球を回せば

(きっとあおいとりだれもがすぐにみつけるのさ)

きっと青い鳥　誰もがすぐに見つけるのさ

(いまもせかいのどこかでうまれゆくあさひのいろ)

今も世界のどこかで　生まれゆく朝日の色

(こころにつばさをひろげて)

心に翼を広げて

(それはあおいとりきみがしんじてくれるのなら)

それは青い鳥　君が信じてくれるのなら

(いつかせかいじゅうのそらたびをしておとなになる)

いつか世界中の空　旅をして大人になる

(もういちどめぐりあえるまで)

もう一度　めぐり逢えるまで

(かならずあのひみたゆめとめぐりあえるから)

必ず　あの日見た夢と　めぐり逢えるから