STORY

(ねえいきなりなきだしそうきえないでよ)

ねえいきなり？　泣きだしそう　消えないでよ

(ふるえるゆびさきみつめてもおわり)

震える指先　見つめても終わり

(こんどまたしゃこうじれいはいわないでよ)

今度また　社交辞令は　言わないでよ

(おきまりのくだりここまでのはなしきかせよう)

お決まりのくだり　ここまでの話　聞かせよう

(はじまりはだれかのともだちおきまりのながれでころがり)

始まりは誰かの友達　お決まりの流れで転がり

(くったくがないてこのことあれまじなんかたのしいなこのごろ)

屈託がないてこのこと　あれマジなんか楽しいなこの頃

(ってきづいたときにはとりこにつぎはどするかすけじゅーるかきこみ)

って気付いた時には虜に　次はどするかスケジュール書き込み

(どうよそのへんは)

どうよその辺は？

(ねたにすんなおちゃらけどんちゃんさわぎのなか)

ネタにすんなおちゃらけどんちゃん騒ぎの中

(いいかげんにはきやがれよこのばか)

良い加減に吐きやがれよこの馬鹿

(いつもどおりののりでいっちゃったけどそんなかおするんだ)

いつも通りのノリで言っちゃったけど　そんな顔するんだ

(かなしそうなめをしたときいたのに)

悲しそうな目を　した時居たのに

(おれってやつはきのきいたこといえなくてごめんね)

俺ってやつは気の利いたこと言えなくて　ごめんね

(ただまつしかできないふがいないおれはただにげてただけにちがいない)

ただ待つしか出来ない不甲斐ない　俺はただ逃げてただけに違いない

(きゅうにまじわることなくはぐなくなりただきえかけたなにがかけた)

急に交わることなく　ハグなくなりただ消えかけた　何が欠けた？

(ねえいきなりなきだしそうきえないでよ)

ねえいきなり？　泣きだしそう　消えないでよ

(ふるえるゆびさきみつめてもおわり)

震える指先　見つめても終わり

(こんどまたしゃこうじれいはいわないでよ)

今度また　社交辞令は　言わないでよ

(おきまりのくだりここまでのはなしきかせよう)

お決まりのくだり　ここまでの話　聞かせよう

(あるくまちなみはかわりなくおれらのにちじょうはきょうもすべりだす)

歩く街並みは変わりなく　俺らの日常は今日も滑り出す

(げんじつがいろこくなりふたりにかげりちかづけどはなれていくんだけど)

現実が色濃くなり二人に陰り　近づけど離れていくんだけど

(きれいことばっかならべてたのかいまになってみりゃげんじつはおろか)

綺麗事ばっか並べてたのか　今になってみりゃ現実は愚か

(なんもみることできなくなりこんなんじゃおわり)

なんも見ること出来なくなり　こんなんじゃ終わり？

(ってあたまがこんがらがったり)

って頭がこんがらがったり

(ああもういやだとてんじょうながめてもなんにもかわらんげんじょう)

嗚呼もう嫌だと天井　眺めても何にも変わらん現状

(にたてついたっておれらふあんていいいあいにおりあいつけないといけないころあい)

にたてついたって　俺ら不安定　言い合いに折り合いつけないといけない頃合い

(ときにはあめもふるだろうさびしさにふるえるだろう)

時には雨も降るだろう　寂しさに震えるだろう

(たがいがえらんだみちはなしたゆびわすれないではいえない)

互いが選んだ道　離した指　忘れないでは言えない

(じかんがたちかわるおれたちしらないばしょあらたなであい)

時間が経ち　変わる俺たち　知らない場所　あらたな出会い

(にとまどいながらすすんでなんかあるたびまたあしがとまって)

に戸惑いながら進んで　なんかある度また足が止まって

(それでもひとりでいくよきめたことだし)

それでもひとりで行くよ決めたことだし

(まだはなしたことだってかなえてないし)

まだ話したことだって叶えてないし

(これがはじまりっていいきかせなきながらもさいごのことばさよなら)

これが始まりって　言い聞かせ泣きながらも　最後の言葉さよなら

(ねえいきなりなきだしそうきえないでよ)

ねえいきなり？　泣きだしそう　消えないでよ

(ふるえるゆびさきみつめてもおわり)

震える指先　見つめても終わり

(こんどまたしゃこうじれいはいわないでよ)

今度また　社交辞令は　言わないでよ

(おきまりのくだりここまでのはなし)

お決まりのくだり　ここまでの話

(いきなりなきだしそうきえないでよ)

いきなり？　泣きだしそう　消えないでよ

(ふるえるゆびさきみつめてもおわり)

震える指先　見つめても終わり

(こんどまたしゃこうじれいはいわないでよ)

今度また　社交辞令は　言わないでよ

(おきまりのくだりここまでのはなしきかせよう)

お決まりのくだり　ここまでの話　聞かせよう