楽園

(わくせいのたいきをかえにげまどうさいはてのむれ)

惑星の大気を変え　逃げ惑う最果ての群れ

(いまもよんでるかなまだおぼえてるかな)

今も呼んでるかな　まだ覚えてるかな

(くるまつきじぇっときでとべいきつかれたらそこへいこう)

車付きジェット機で飛べ　生き疲れたらそこへ行こう

(ぬるまゆになっているあめにげまどうかいていのむれ)

ぬるま湯になっている雨　逃げ惑う海底の群れ

(いまもよんでるかなまだおぼえてるかな)

今も呼んでるかな　まだ覚えてるかな

(ものがたりをおしえてくれむなしさをほふるために)

物語を教えてくれ　虚しさを屠るために

(らくえんのてんこうははれらくえんのてんこうははれ)

楽園の天候は晴れ　楽園の天候は晴れ

(いきつぎできずいきぎれするまいのちからがらいくよもすがら)

息継ぎできず息切れする間　命からがら行く夜もすがら

(つかれきったみみにはいったものがすべてゆるせなくなるころから)

疲れ切った耳に入ったものが全て許せなくなる頃から

(いしでできたあなにはいってなにものでもなくなりたいのだああ)

石で出来た穴に入って　何者でもなくなりたいのだ　あゝ

(わくせいのたいきをかえどこまでもとっぱしていけ)

惑星の大気を変え　どこまでも突破していけ

(いまもよんでるかなまだおぼえてるかな)

今も呼んでるかな　まだ覚えてるかな

(いきかたをおしえてくれかたみちだけでいいからさ)

行き方を教えてくれ　片道だけでいいからさ

(らくえんのてんじょうははれ)

（楽園の天井は晴れ）

(いままですんだどこよりもすてきなばしょだろうさびしくないでしょう)

今まで住んだどこよりも　素敵な場所だろう　寂しくないでしょう？

(らくえんのてんじょうははれ)

（楽園の天井は晴れ）

(わくせいのたいきをかえにげまどうさいはてのむれ)

惑星の大気を変え　逃げ惑う最果ての群れ

(らくえんのてんじょうははれ)

（楽園の天井は晴れ）

(いままですんだどこよりもすてきなばしょだろうさびしくないでしょう)

今まで住んだどこよりも　素敵な場所だろう　寂しくないでしょう？

(らくえんのてんじょうははれ)

（楽園の天井は晴れ）

(ほしいものだけそろってることがなんでだかくるしいの)

欲しいものだけ揃ってる　ことがなんでだか苦しいの

(らくえんのてんじょうははれ)

（楽園の天井は晴れ）

(くらくなるまえにかえりなよどこまでもいけよ)

暗くなる前に帰りなよ　どこまでも行けよ

(らくえんのてんじょうははれ)

（楽園の天井は晴れ）