意味が分かると怖い話284　概要欄に説明あり

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投稿者投稿者天狐  いいね4  お気に入り登録
プレイ回数1790  難易度(3.4) 390打 長文
地下室の扉
残念なことですが、現実にありそうですよね。
このシリーズはこの現実世界にこういうことが起きないよう示唆していく目的でもあるのです。

それはそうと、このシリーズにおいて必ず世界に入りやすいと思い、語り手を用意しているのですが、文章を付け加えてったら初手めちゃくちゃ高飛車な子供になりました。
まあ子供ってそういうもんなんですかね。

解説
扉を開けた先にまばゆい世界があったのではありません。
語り手はずっと地下室に閉じ込められており、地上へとつながる扉を初めて開けて、外の世界を見たということ。

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問題文

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(わたしはえらいこだからね)

私はえらい子だからね

(おとうさんとおかあさんのいうことをまもっているの。)

お父さんとお母さんの言うことを守っているの。

(「けっしてちかしつのとびらをあけてはいけない」)

「決して地下室の扉を開けてはいけない」

(ずっとこのやくそくをまもってるの。)

ずっとこの約束を守ってるの。

(このやくそくをまもっているとね、)

この約束を守っているとね、

(おとうさんとおかあさんはいつもにこにこしているの。)

お父さんとお母さんはいつもにこにこしているの。

(でもね、ずっとまえからきになってたんだけど、)

でもね、ずっと前から気になってたんだけど、

(このとびらのさきはどうなってるんだろうなって。)

この扉の先はどうなってるんだろうなって。

(それでね、おとうさんとおかあさんがそとにでていったときに、)

それでね、お父さんとお母さんが外に出ていったときに、

(そのとびらをあけてみたの。)

その扉を開けてみたの。

(そうしたらね)

そうしたらね

(すごくあかるかったの。)

すごく明るかったの。

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