ロマンスの約束

(これからふたりすごしていくために)

これから二人過ごしていくために

(やくそくしてほしいことがあるの)

約束してほしいことがあるの

(こえがかれてなまえがよべなくなる)

声がかれて名前が呼べなくなる

(そのひまでわすれないで)

その日まで忘れないで

(ひかりをさがすようなねむれないよるは)

光を探すような眠れない夜は

(あさまでてをにぎって)

朝まで手を握って

(いてほしい)

いてほしい

(たくさんのあいであふれたなら)

たくさんの愛で溢れたなら

(あけないよるのゆめをみせてほしい)

明けない夜の夢を見せてほしい

(てんびんはいつもかたむくけど)

天秤はいつも傾くけど

(こんやだけはおなじでいたい)

今夜だけは同じでいたい

(ふたりですすみはじめたこのれっしゃの)

ふたりで進み始めたこの列車の

(きっぷはさいごまでなくさないでね)

切符は最後までなくさないでね

(もしもいきさきをみうしなったなら)

もしも行き先を見失ったなら

(そのばしょでまたはじめよう)

その場所でまた始めよう

(ほほをぬらすようなねむれないよるは)

ほほを濡らすような眠れない夜は

(ここちいひだりかたを)

心地い左肩を

(かしてほしい)

貸してほしい

(たくさんのあいをしれたのなら)

たくさんの愛を知れたのなら

(くちべにをとかすようなきすをして)

口紅を溶かすようなキスをして

(そのあとははなさきでくすっとわらって)

そのあとは鼻先でくすっとわらって

(おわりはないといってだきしめて)

終わりはないといって抱きしめて

(きみのたんしょやわたしのちょうしょがかわってしまっても)

君の短所や私の長所が変わってしまっても

(かわりはいないよきっと)

変わりはいないよきっと

(おもいでがしめすよ)

思い出が示すよ

(またてをとろう)

また手を取ろう

(ほしくずのようなこのせかいで)

星屑のようなこの世界で

(てらされたひかりのさきにいたんだ)

照らされた光の先にいたんだ

(きみのままそのままがうつくしいから)

君のままそのままが美しいから

(それでいいそれだけでいい)

それでいいそれだけでいい

(たくさんのあいであふれたなら)

たくさんのあいであふれたなら

(あけないよるのゆめを)

明けない夜の夢を

(みせてほしい)

見せてほしい

(てんびんはきっとまた)

天秤はきっとまた

(かたむくけど)

傾くけど

(ずっとずっと)

ずっとずっと

(きみといっしょにいたい)

君と一緒にいたい

(いたい)

いたい