そっけない

(とどきそうでとどかなそうな)

届きそうで届かなそうな

(ありえそうでありえなそうな)

ありえそうでありえなそうな

(きみのしぐさのいちぶしじゅうのうでかいせきふるすぴーどで)

君のしぐさの一部始終脳で解析フルスピードで

(ためされてたりするのかな)

試されてたりするのかな

(それならのぞむとこだけど)

それなら望むとこだけど

(あそぶだけのあいてほしさならば)

遊ぶだけの相手ほしさならば

(どうぞほかをあたってよ)

どうぞ他を当たってよ

(きみのぶあついこいのりれきにのこることに)

君の分厚い恋の履歴に残ることに

(きょうみなんかないよきみのたったひとりに)

興味なんかないよ君のたった一人に

(なるいがいには)

なる以外には

(なんでそんなにそっけないのさ)

なんでそんなにそっけないのさ

(そっぽむいてさきみのほうからさそったくせに)

そっぽ向いてさ君のほうから誘ったくせに

(おれじゃないならはやくいってよ)

俺じゃないなら早く言ってよ

(そんなにひまじゃないんだ)

そんなに暇じゃないんだ

(ちょっとひどいんじゃない)

ちょっとひどいんじゃない

(あんまりじゃないこいがなんだかもわからないんだ)

あんまりじゃない恋がなんだかもわからないんだ

(きみがきょうかしょになってくれるかい)

君が教科書になってくれるかい

(いいよってきみがいうなら)

いいよって君が言うなら

(ひまはいくらでもあるから)

暇はいくらでもあるから

(わかることなどいくつもない)

わかることなどいくつもない

(むずかしくからみあうせかいで)

難しく絡み合う世界で

(むねをはっていえること)

胸を張って言えること

(からまったままのこのいやほん)

絡まったままのこのイヤホン

(いっしゅんでほどくようなまほう)

一瞬でほどくような魔法

(それがきみだとかいったなら)

それが君だとか言ったなら

(はなでまたわらわれてしまうかな)

鼻でまた笑われてしまうかな

(きみのつかめないこいのかくしんにせまるほど)

君のつかめない恋の確信に迫るほど

(こわいとおもったそんなこころがはじめてで)

怖いと思ったそんな心が初めてで

(なのにきみはさ)

なのに君はさ

(なんでそんなにそっけないのさそっぽむいてさ)

なんでそんなにそっけないのさそっぽ向いてさ

(きみのほうからさそったくせに)

君のほうから誘ったくせに

(おれじゃないならはやくいってよ)

俺じゃないなら早く言ってよ

(そんなにひまじゃないんだ)

そんなに暇じゃないんだ

(ちょっとひどいんじゃない)

ちょっとひどいんじゃない

(あんまりじゃない)

あんまりじゃない

(こいがなんだかもわからないんだ)

恋がなんだかもわからないんだ

(きみがきょうかしょになってくれるかい)

君が教科書になってくれるかい

(いいよってきみがいうなら)

いいよって君が言うなら

(ひまはいくらでもあるから)

暇はいくらでもあるから

(よってならつたえれるかな)

酔ってなら伝えれるかな

(やっぱりそれじゃだめなのかな)

やっぱりそれじゃダメなのかな

(ふりしぼるだけのゆうきがぼくにはまだあったかな)

ふり絞るだけの勇気が僕にはまだあったかな

(だからいますぐ)

だから今スグ

(こっちむいてよ)

こっち向いてよ

(こっちおいでよ)

こっちおいでよ

(いいかげんもうあきらめなよ)

いい加減もう諦めなよ

(いちびょうもむだにはできない)

一秒も無駄にはできない

(もっとちかくでもっとそばで)

もっと近くでもっとそばで

(このしかいからはみでるくらいに)

この視界からはみ出るくらいに

(きみだけでぼくをみたしたいの)

君だけで僕を見たしたいの

(いいよってきみがいうまで)

いいよって君が言うまで

(きみときょうはきすをするまで)

君と今日はキスをするまで

(ここからうごかないから)

ここから動かないから