ありがとう

(ぼくにまだできることがあるのなら)

僕にまだできることがあるのなら

(きみにむけてできることがあるのなら)

君に向けてできることがあるのなら

(どれほどちっぽけなことでもいいから)

どれほどちっぽけなことでもいいから

(とどけたいつたえたいとおもうのさ)

届けたい伝えたいと思うのさ

(おもいとはちがうことばちがうたいど)

想いとは違う言葉違う態度

(ちがうかおで)

違う顔で

(きみとむきあってるのはぼくのはずなのに)

君と向き合ってるのは僕のはずなのに

(またひとりからまわり)

またひとり空回り

(すりへるようにときばかりがすぎてゆく)

すり減るように時ばかりが過ぎてゆく

(ありがとうこのせかいにきみというひとがうまれてきてくれたこと)

ありがとうこの世界に君という人が生まれてきてくれたこと

(ありがとうそしていまここにきみとぼくとでいられるということ)

ありがとうそして今ここに君と僕とでいられるということ

(ずっとまえからえがいてきたゆめをかなえたぼくじゃないとしても)

ずっと前から描いてきた夢をかなえた僕じゃないとしても

(きみとめぐりあえたぼくはどんなみらいよりしあわせだよきっと)

君と巡り合えた僕はどんな未来より幸せだよきっと

(ほんとうのきもちをくちにはせずに)

本当の気持ちを口にはせずに

(おどけたりなんどもあたまをさげてぜんぜんだいじょうぶだよとわらってる)

おどけたり何度も頭を下げて全然大丈夫だよと笑ってる

(だれによりかかることもしないように)

誰に寄りかかることもしないように

(たおれてもきにとめない)

倒れても気に留めない

(めもくれない)

目もくれない

(まちのなかで)

街の中で

(きみがたたかってることをしってるよ)

君が戦ってることを知ってるよ

(やさしくてむじゃきなとこも)

優しくて無邪気なとこも

(ほんとはだれよりきずついてることも)

ほんとは誰より傷ついてることも

(そばにいるからきもちがつたわるからこそ)

そばにいるから気持ちが伝わるからこそ

(すれちがいもあるけど)

すれ違いもあるけど

(ひとりではわからない)

一人ではわからない

(ふたりだからこそのとくべつなたからもの)

二人だからこその特別な宝物

(うまれたときからだれかのぬくもりのなかで)

生まれた時から誰かのぬくもりの中で

(ぼくらないてたこと)

僕ら泣いてたこと

(わらったらどこにいてもおなじほほえみのはなさかせられること)

笑ったらどこにいても同じほほえみの花咲かせられること

(ふたりしてわらいあえたときのかおがとても)

二人して笑いあえた時の顔がとても

(よくにているよねと)

よく似ているよねと

(だれかにいわれるたびになきたくなるくらいに)

誰かに言われるたびに泣きたくなるくらいに

(うれしかったんだ)

嬉しかったんだ

(ありがとうこのせかいに)

ありがとうこの世界に

(きみというひとがうまれてきてくれたこと)

君という人が生まれてきてくれたこと

(ありがとうそしていまここできみとぼくとでいられるということ)

ありがとうそして今ここで君と僕とでいられるということ

(ありがとういきていこう)

ありがとう生きていこう