[暗唱シリーズ]更級日記

背景
投稿者投稿者hikariいいね0お気に入り登録
プレイ回数178難易度(4.4) 678打 長文
タグ古典

関連タイピング

問題文

ふりがな非表示 ふりがな表示

(あづまじのみちのはてよりも、なほおくつかたにおひいでたるひと、)

あづま路の道のはてよりも、なほ奥つ方に生ひ出たる人、

(いかばかりかはあやしかりけむを、いかにおもひはじめけることにか、)

いかばかりかはあやしかりけむを、いかに思ひはじめけることにか、

(よのなかにものがたりといふもののあんなるを、いかでみばやとおもひつつ、)

世の中に物語といふもののあんなるを、いかで見ばやと思ひつつ、

(つれづれなるひるま、よひいなどに、あね、ままははなどやうのひとびとの、)

つれづれなるひるま、宵居などに、姉、継母などやうの人々の、

(そのものがたり、かのものがたり、ひかるげんじのあるやうなど、)

その物語、かの物語、光源氏のあるやうなど、

(ところどころかたるをきくに、いとどゆかしさまされど、)

ところどころ語るを聞くに、いとどゆかしさまされど、

(わがおもふままに、そらにいかでかおぼえかたらむ。)

わが思ふままに、そらにいかでかおぼえ語らむ。

(いみじくこころもとなきままに、とうしんにやくしぶつをつくりて、)

いみじく心もとなきままに、等身に薬師仏を造りて、

(てあらひなどして、ひとまにみそかにいりつつ、)

手洗ひなどして、人まにみそかに入りつつ、

(「きょうにとくあげたまひて、ものがたりのおおくさぶらふなる、)

「京にとく上げたまひて、物語の多くさぶらふなる、

(あるかぎりみせたまへ」と、みをすててぬかをつきいのりもうすほどに、)

あるかぎり見せたまへ」と、身を捨てて額をつき祈り申すほどに、

(じゅうさんになるとし、のぼらむとて、)

十三になる年、上らむとて、

(ながつきみっかかどでして、いまたちといふところにうつる。)

九月三日門出して、いまたちといふ所にうつる。

hikariのタイピング

オススメの新着タイピング

タイピング練習講座 ローマ字入力表 アプリケーションの使い方 よくある質問

人気ランキング

注目キーワード