白夜

(しろくとけだしたやはんさかさまにかぞえて４３２)

白く融け出した夜半　逆さまに数えて432

(うまれついてのけいしゃこれはしっかん)

生まれついての傾斜、これは疾患

(みんなまひったこわれたらしんばん)

みんな麻痺った　壊れた羅針盤

(ｈｅｒｅｗｅｇｏここではないどこか)

here we go?此処ではないどこか

(ｗｈｅｒｅｔｏｇｏどこでもないどうか)

where to go?どこでもない、どうか

(なにがこんなにかなしいかがわからないんだ)

何がこんなに悲しいかがわからないんだ

(なあきみもそうだろうか)

なあ、君もそうだろうか

(ｕｎｄｏｔｏｕｎｄｏｔｏｒｅｄｏ)

undo to undo to redo

(つよくなりたいよじぶんのためじゃなく)

強くなりたいよ、自分の為じゃなく

(ｕｎｄｏｔｏｕｎｄｏｔｏｒｅｄｏ)

undo to undo to redo

(このこえがいまもきみをおぼえている)

この声が今も君を覚えている

(うしないつづけるさきにも)

失い続ける先にも

(まだみたいけしきはあるのか)

未だ見たい景色はあるのか？

(いたみさえしろいよるにぼくたちはしろをこえ)

痛みさえ白い夜に　僕たちは白を越え

(かなわないねがいなのかもしれない)

叶わない願いなのかもしれない

(それでもぼくがいのるのは)

それでも僕が祈るのは

(いきるほどくろくなりぼくたちはしろをいく)

生きるほど黒くなり　僕たちは白を行く

(こどくをだいたきずもかくした)

孤独を抱いた　傷も隠した

(あいたいよいつかしろいよるのむこうへ)

会いたいよ　いつか白い夜の向こうへ

(ふほんいなｙｅｓふじょうりはぜんぶそのこえでくつがえせ)

不本意なYes　不条理は全部その声で覆せ

(なんだらけでもつよくなれるよわさあわせのみこんで)

難だらけでも強くなれる　弱さあわせ飲み込んで

(あのひぼくののすたるじあたいせつだからくいちがったんだ)

あの日僕のノスタルジア　大切だから食い違ったんだ

(ちぐはぐみゃくうついつもしくはっくゆずれないりゆうを)

チグハグ脈打ついつも　四苦八苦譲れない理由を

(ｕｎｄｏｔｏｕｎｄｏｔｏあといくつこえたらまじわる)

undo to undo to あと幾つ越えたら交わる

(ｒｅｄｏｔｏｒｅｄｏｔｏふみならすわびかしたきのうのうえ)

redo to redo to 踏み鳴らすわ美化した昨日の上

(とまるなよすろうでも)

止まるなよ　スロウでも

(まだここじゃないからねがう)

まだ此処じゃないから願う

(いまいまいろづきぼくたちはただしらじらしく)

今、今、色付き　僕たちはただ白々しく

(あのひにないてもきょうにわらえ)

あの日に泣いても今日に笑え

(たしかにぼくはいきている)

確かに僕は生きている

(いたみなどくれてやる)

痛みなどくれてやる

(そしていきろぼくらは)

そして生きろ、僕らは

(こどくよひかれきみのために)

孤独よ光れ　君の為に

(またあおうびゃくやをこえて)

また会おう　白夜を越えて

(しろくひがさしてやはんせーのあしをだす３２１)

白く陽が差して夜半　せーの足を出す321

(いちびょうまえがふぇーどあうとへんかほわいとないと)

一秒前が溶暗、変化、白夜