ナイトクロージング

(のみかけのかんびーるきがぬけたぼくとよくにている)

飲みかけの缶ビール気が抜けた僕とよく似ている

(ふとんにねころびすこしだけねむろう)

布団に寝転び少しだけ眠ろう

(なにもかんがえないようにできれば１りでいないように)

なにも考えないように出来れば1人で居ないように

(きみがいないあさむかえるまえに)

君が居ない朝迎える前に

(じかんをかたちにするだけのこいだったとかうんめいじゃないとか)

時間を形にするだけの恋だったとか運命じゃないとか

(ってけっきょくじぶんをまもるくせはぜんぜんかわっちゃいないよ)

って結局自分を守る癖は全然変わっちゃいないよ

(じぶんでもあきれるほどにさ)

自分でも呆れる程にさ

(ゆがんでしまったせかいがきっと)

歪んでしまった世界がきっと

(ぼくらをみかねてあのひきみをつれさってしまった)

僕らを見かねてあの日君を連れ去ってしまった

(うばわれたじかんはずっとたいくつで)

奪われた時間はずっと退屈で

(どうすればなんてあたまめぐらすひびです)

「どうすれば～」なんて頭巡らす日々です

(きがつけばぼくのほとんどをきみがしめていた)

気がつけば僕のほとんどを君が占めていた

(それじゃあのこされたぼくのまいにちのいみはしれていた)

それじゃあ残された僕の毎日の意味は知れていた

(てもちぶさたになったような)

手持ち無沙汰になったような

(どうしようもなくなったよなよな)

どうしようもなくなった夜な夜な

(きみにいわれたことばをおもいだしている)

君に言われた言葉を思い出している

(だいたいあなたはいつだって)

だいだいあなたはいつだって

(いいわけばっかりでいやになっちゃったっていう)

言い訳ばっかりで嫌になっちゃったっていう

(きみのうしろすがたみおくったあのひにもどれたら)

君の後ろ姿見送ったあの日に戻れたら

(げんかんさきてをつかんであやまりたおして)

玄関先手を掴んで謝り倒して

(きみをとりもどせたとして)

君を取り戻せたとして

(なんかいもなんかいめだっけのくりかえし)

何回も何回目だっけ？の繰り返し

(けっきょくなにもかわりはしないとつぶやくのさ)

結局なにも変わりはしないと呟くのさ

(さいていなんていわせないで)

「最低なんて言わせないで」

(きみのこえがぼくのなかうるさくかけめぐる)

君の声が僕の中煩く駆け巡る

(どうやったっておなじみらいで)

どうやったって同じ未来で

(くやんだところでどうせ)

悔やんだところでどうせ

(きみじゃないんならいみないからなんてさ)

君じゃないんなら意味無いからなんてさ

(むいしきのうちにおもいだしている)

無意識のうちに思い出している

(あさやけはすこしきみのにおいがしたようなきがしたんだよ)

朝焼けは少し君の匂いがした様な気がしたんだよ