大江千里　YOU

(ぎゃくむきのちかてつにゆられて)

逆向きの地下鉄に揺られて

(きみがみえなくなるよるは)

きみが見えなくなる夜は

(くーるになんてふるまえない)

ＣＯＯＬになんて　ふるまえない

(じゅうにじをきみなしでとじたくない)

１２：００をきみなしで　閉じたくない

(やぶけそうなふぇんすにひたいあてて)

破けそうなフェンスに額当てて

(すてきれぬぷらいどまもってる)

捨てきれぬプライド守ってる

(るーるになんてしばられたくない)

ルールになんて縛られたくない

(ことばよりみつめあうときがほしい)

言葉より見つめ合う瞬間（とき）が欲しい

(きみをだきしめてたい)

君を抱きしめてたい

(こんこーすをぬけだすのさ)

コンコースを抜け出すのさ

(いきもできないくらい)

息もできないくらい

(はなさないはなさないｕｕｕ)

離さない　離さない　um…

(ざんだかがすこしあるつうちょうと)

残高が　少しある通帳と

(しんぶんをてのひらでまるめた)

新聞をてのひらで丸めた

(るーずでいいさせめちゃいけない)

ルーズでいいさ　責めちゃいけない

(きみだけをぼくだけがもとめている)

きみだけを　ぼくだけが　求めている

(なきだしそなきみのひとみがいい)

泣き出しそな君の瞳がいい

(いいだせずとまどうしぐさがいい)

言いだせず　戸惑う仕草がいい

(だけどこんなよるうやむやなまま)

だけどこんな夜　うやむやなまま

(ながされそなきみがたまらないよ)

流されそなきみがたまらないよ

(きみをだきしめてたい)

きみをだきしめてたい

(かたはばもじょうねつも)

肩幅も情熱も

(ときのはやさのなかで)

時代（とき）の速さの中で

(きみだけをきみだけを)

きみだけを　きみだけを

(みみにかぶりそなかみをふくらませ)

耳にかぶりそな髪を膨らませ

(かぜにふかれてきみがかけてくる)

風に吹かれて　きみが駆けてくる

(やさしさきびしさためされない)

優しさ　厳しさ　試されない

(かんじるこころなくしたくない)

感じる心　なくしたくない

(きみをだきしめてたい)

きみを抱きしめてたい

(こんこーすをぬけだすのさ)

コンコースをぬけだすのさ

(いきもできないくらい)

息もできないくらい

(はなさないはなさないｕｕｕ)

離さない　離さない　um…

(きみをだきしめてたい)

きみをだきしめてたい

(かたはばもじょうねつも)

肩幅も情熱も

(ときのはやさのなかで)

時代（とき）の速さの中で

(きみだけをきみだけを)

きみだけを　きみだけを

(はなさないはなさないｕｕｕ)

離さない　離さない　um…