ラブストーリー～マルシィ～

(てをかさねてよるをかさねた)

手を重ねて夜を重ねた

(たばにしたやくそくはとけた)

束にした約束は解けた

(すれちがうたび)

すれ違う度

(こころすりへらしゆるしあった)

心擦り減らし許し合った

(さいごだけできなかった)

最後だけ出来なかった

(よぞらみあげてつきがあるように)

夜空見上げて月があるように

(あたりまえにえがおにふれたひびの)

当たり前に笑顔に触れた日々の

(おもかげにてをのばしてる)

面影に手を伸ばしてる

(さがしてる)

探してる

(ぬいあわせすぎたこのこいはきっと)

縫い合わせすぎたこの恋はきっと

(あまりにもろすぎて)

あまりに脆すぎて

(であったあのひにもどりたい)

出逢ったあの日に戻りたい

(ふりかえるたびにきずぐちしみて)

振り返る度に傷口染みて

(いたいのにおもいだして)

痛いのに思い出して

(すすめないまますがりついてる)

進めないまま縋り付いてる

(さびしがりでもとめてばかり)

寂しがりで求めてばかり

(にたものどうしおとなになれなかった)

似たもの同士大人になれなかった

(かみあわないかちかんをかみくだいて)

噛み合わない価値観を噛み砕いて

(えいえんをいきたかった)

永遠を生きたかった

(よぞらみあげてきみをおもっている)

夜空見上げて君を想っている

(あたりまえはかけがえのないものだった)

当たり前はかけがえのないものだった

(おもかげにてをのばしても)

面影に手を伸ばしても

(とどかない)

届かない

(ぬいあわせすぎたこのこいはきっと)

縫い合わせすぎたこの恋はきっと

(あまりにもろすぎて)

あまりに脆すぎて

(であったあのひにもどりたい)

出逢ったあの日に戻りたい

(いつまでもにぎっていたかったいとは)

いつまでも握っていたかった糸は

(あかじゃなかったんだね)

赤じゃなかったんだね

(とかれてしまったふたりのみらい)

解かれてしまった二人の未来

(むすびなおせない)

結び直せない

(さいごのこいをきみとしたかったんだ)

最後の恋を君としたかったんだ

(ずっとみていたかった)

ずっと見ていたかった

(であったあのひにもどりたい)

出逢ったあの日に戻りたい

(ぬいあわせすぎたこのこいはきっと)

縫い合わせすぎたこの恋はきっと

(あまりにもろすぎた)

あまりに脆すぎた

(あなたいじょうなんていないのに)

あなた以上なんていないのに