嘘ばっかり

(どうでもいいことだいじなことはんたいのことやってみるけど)

どうでもいいコト 大事なコト　反対のコトやってみるけど

(きみだけはちゃんときづいてよっておもったままあのひともしんじてんの)

君だけはちゃんと気付いてよ って　思ったまま あの人も信じてんの

(ずっとどこかではなにもかもきづいてほしくてたまらないのにね)

ずっとどこかでは何もかも気付いて欲しくて　たまらないのにね

(ためしてためされてだまされてだましてうらぎられたしうらぎるつもりです)

試して試されて 騙されて騙して　裏切られたし裏切るつもりです

(でももうむりだよーからだはずたぼろふらつくあしでうごけないの)

でももう無理だよー 体はズタボロ　ふらつく足で動けないの

(なのにあのころのまんぞくじゃものたりない)

なのに「あの頃の満足」じゃ、物足りない

(いうまえにもうきづいてほしいよって)

“言う前に、もう気づいて欲しいよ” って

(けっきょくただなにもいえないみじんこのよう)

結局ただ何も言えないミジンコのよう

(きもちもはがれてしまいそう)

気持ちも剥がれてしまいそう

(だめになるまえにもどさなきゃだめとしるまえにこえなきゃね)

ダメになる前に戻さなきゃ　ダメと知る前に超えなきゃね

(わたしはわたしでわたしがぼくじゃないように)

私は「私」で　私が「僕」じゃないように

(なにもきないですききらいでそのままたべちゃって)

何も着ないで、好き 嫌い で　そのまま食べちゃって

(わたしがたいようじゃないようにきみがまんげつではないように)

私が 太陽 じゃないように　君が 満月 ではないように

(そんなかんじのほうでいい)

そんな感じの方でいい

(つよくなくてもいいからよわさをしってたいよしんぱいばかりのそこなしぬまのなか)

強くなくてもいいから弱さを知ってたいよ　心配ばかりの底無し沼の中

(なみだをこしてへどろがでそう)

涙を越してヘドロが出そう

(しゅんかしゅうとうとまれないいっぽにほもううごけない)

春夏秋冬 止まれない…？　１歩２歩 もう動けない…

(あたまよりおいこせよこころ)

頭より追い越せヨ、ココロ

(いますぐはがれてしまいそう)

今すぐ剥がれてしまいそう

(だめになるまえにもどさなきゃだめとしるまえにこえなきゃね)

ダメになる前に戻さなきゃ　ダメと知る前に超えなきゃね

(そのままでそれいじょうでもっとさしてずっとふかくて)

そのままで　それ以上で　もっと刺して　ずっと深くて

(まただまして)

また騙して