海の月

(すみわたりきれいにうつした)

澄み渡り綺麗に映した

(そらゆらぐつきのように)

空揺らぐ月のように

(かがやくあすをもとめて)

輝く明日を求めて

(きのうのぼくにさよならを)

昨日の僕にさよならを

(かぜのおとにおもいのせて)

風の音に想い乗せて

(なみのりずむにあわせて)

波のリズムに合わせて

(ぬるくなったらむねだけを)

温くなったラムネだけを

(むりにでものみほすの)

無理にでも飲み干すの

(ぶらっくらいとに)

ブラクラックライトに

(ただ)

ただ

(てらされてるときだけなら)

照らされてる時だけなら

(かがやけるから)

輝けるから

(ふらふらもうおよぎつかれて)

ふらふらもう泳ぎ疲れて

(いくどなくあがいてもからまわり)

幾度なくあがいても空回り

(ゆらゆらただながれるだけで)

ゆらゆらただ流れるだけで

(おわるはかないよるうみのつき)

終わる儚い夜海の月

(はれわたるそらにえがいた)

晴れ渡る空に描いた

(いつかちゅうまえますように)

いつか宙舞えますように

(かがやけるばしょをめざして)

輝ける場所を目指して

(ｒｅｃａｌｌここにさよならを)

recall海（ここ）にさよならを

(うそのそうによいしれてたいの)

噓の想に酔いしれてたいの

(らくにいきらして)

楽に生きらして

(ひとのよどにいききらすの)

人の淀に息切らすの

(あれたようすこころもよう)

荒れた様子心模様

(くらいくらいのさきのみえないくらい)

暗い暗いの先の見えないくらい

(ふかいふかいうみにしずむくらい)

深い深い海に沈むくらい

(めまいくらってなってはぐんない)

眩暈クラってなってはグンナイ

(でもｄｏｎ’ｔｃｒｙあきらめきれないの)

でもdon't cry諦めきれないの

(いまだけならかがやけるかな)

今だけなら輝けるかな

(うたかたとおくゆれたひかりに)

泡沫遠く揺れた光に

(とどかないおもいぎゅってにぎりしめて)

届かない想いぎゅって握りしめて

(まためぐるあふれだしたどくで)

また巡るあふれだした毒で

(そまるささみしいよるすぎたよい)

染まる寂しい夜過ぎた宵

(あぁもうげんかい)

あぁもう限界

(ふらふらもうおよぎつかれて)

ふらふらもう泳ぎ疲れて

(いくどなくあがいてもからまわり)

幾度なく足搔いても空回り

(ゆらゆらただながれるだけで)

ゆらゆらただ流れるだけで

(きえるはかないねうみのつき)

消える儚い音（ね）海の月