brilliant / niki

(かれてはいろあせてくかなでかさねるひが)

枯れては色褪せてく奏で重ねる日が

(うれいなひとみばかりまたふりかえるのだ)

憂な瞳ばかりまた振り返るのだ

(このままてをのばせばとけてしまいそうな)

このまま手を伸ばせば溶けてしまいそうな

(こころがひとつちゅうにおちてゆくのでした)

心が一つ宙に落ちてゆくのでした

(ひびいてるよかなたにながれて)

響いてるよ　彼方に流れて

(あなたはあまのそらにもうひとりだから)

貴方は天の空にもう一人だから

(てをふれることはできないだろう)

手を触れる事はできないだろう

(にじんだそのすがたがうそだとするなら)

滲んだその姿が嘘だとするなら

(めにうつることはできないでしょう？)

目に映る事は出来ないでしょう？

(ともるかげにかたをそめた)

灯る影に肩を染めた

(またそらをえがいて)

また空を描いて

(おおきなこのせかいがひかりかがやくから)

大きなこの世界が光り輝くから

(ちいさなわたしはただきえてなくなるのだ)

小さな私はただ消えて無くなるのだ

(このままめをとじればとめてしまいそうな)

このまま目を閉じれば止めてしまいそうな

(しずかにきざむときがすぎてゆくのでした)

静かに刻む時が過ぎてゆくのでした

(ひびいてるよかなたにまぎれて)

響いてるよ　彼方に紛れて

(わたしがいないそらをみあげたあなたに)

私がいない空を見上げた貴方に

(そのむねになにをのこせるだろう？)

その胸に何を残せるだろう？

(かなでたこのことばやいろづくおもいは)

奏でたこの言葉や色づく想いは

(めにうつすことができないでしょう？)

目に映す事が出来ないでしょう？

(あわいよるにゆめをみせた)

淡い夜に夢を見せた

(このそらをえがいて)

この空を描いて

(すぎてゆくいくつものきせつなら)

過ぎてゆくいくつもの季節なら

(とおいきおくのなかにうかべてた)

遠い記憶の中に浮かべてた

(だれもしらないわたしのなかかくして)

誰も知らない私の中　隠して

(かけるせかいはうそをしりながらひとりではいきてはいけないから)

駆ける世界は嘘を知りながら　一人では生きては行けないから

(きこえるよかなたにひびいて)

聞こえるよ　彼方に響いて

(あなたはあまのそらにただひとりだから)

貴方は天の空にただ一人だから

(もうまもることはできないだろう)

もう守る事はできないだろう

(にじんだそのすがたがうそだとするなら)

滲んだその姿が嘘だとするなら

(めにうつることはできないでしょう？)

目に映る事は出来ないでしょう？

(わたしがいないそらをみあげたあなたに)

私がいない空を見上げた貴方に

(そのむねになにをのこせるだろう？)

その胸に何を残せるだろう？

(かなでたこのことばやいろづくおもいは)

奏でたこの言葉や色づく想いは

(めにうつすことができないでしょう？)

目に映す事が出来ないでしょう？

(ともるかげにかたをそめた)

灯る影に肩を染めた

(かがやいたかなたへ)

輝いた彼方へ