SCP-1341-JP「Hyper辞書」

(きょぎきおくがけいせいされます。（ｓｃｐ－１３４１－ｊｐ－ａ）)

虚偽記憶が形成されます。(SCP-1341-JP-A)

(また、ひょうしをふくめすべてのかみのおもさがいっぱんてきなかみの１／１００)

また、表紙を含め全ての紙の重さが一般的な紙の1/100

(になっているため、びょうそく０．０２ｍというかぜでもはんのうし、)

になっているため、秒速0.02mという風でも反応し、

(じっけんちゅうにじこがはっせいし、きおくしょりざいのさんぷがおくれ、)

実験中に事故が発生し、記憶処理剤の散布が遅れ、

(そのことばがていちゃくしてしまいました。（じっけんきろく１をさんしょう）)

その言葉が定着してしまいました。(実験記録1を参照)

(ｓｃｐ－１３４１－ｊｐはさいたまけんしのやまおくのこてーじではっけんされました。)

SCP-1341-JPは埼玉県■■市の山奥のコテージで発見されました。

(こてーじにすんでいたじゅうみんがいじょうせいをはっけんし、)

コテージに住んでいた住民が異常性を発見し、

(げんちえーじぇんとによってかくほされました。)

現地エージェントによって確保されました。

(げんざい、こてーじにそんざいしたときにいじょうせいがはつげんしなかったりゆうや、)

現在、コテージに存在した時に異常性が発現しなかった理由や、

(いつからぺーじがなくなっていたかなどのしょうさいなじょうほうは)

いつからページがなくなっていたかなどの詳細な情報は

(わかっていません。)

分かっていません。

(じっけんきろく１)

実験記録1

(ないよう：ぺーじをめくる。)

内容:ページをめくる。

(ついき：このときはまだうえのいじょうせいがわかっていなかった。)

追記:この時はまだ上の異常性が分かっていなかった。

(けっか：「たべれる」ということばがしゅつげんした。)

結果:「食べれる」という言葉が出現した。

(そのあと：「らぬきことば」としてていちゃくしてしまった。)

その後:「ら抜き言葉」として定着してしまった。

(じっけんきろく２)

実験記録2

(ないよう：つぎのぺーじをめくる。)

内容:次のページをめくる。

(けっか：「たまたる」というたんごがしゅつげんした。)

結果:「溜またる」という単語が出現した。

(そのあと：「たまたる」はきおくしょりざいによってかんぜんにじょきょされた。)

その後:「溜またる」は記憶処理剤によって完全に除去された。

(じっけんきろく３)

実験記録3

(ないよう：１ぺーじとばし、めくる)

内容:1ページ飛ばし、めくる

(けっか：「こころみする」というたんごがしゅつげんした。そのまえはかくにんされていない。)

結果:「試する」という単語が出現した。その前は確認されていない。

(そのあと：「ためする」はきおくしょりざいによってかんぜんにじょきょされた。)

その後:「試する」は記憶処理剤によって完全に除去された。

(じっけんきろく４)

実験記録4

(ないよう：じっけん３にとばしたぺーじをひらく)

内容:実験3に飛ばしたページを開く

(けっか：「ためさる」というどうぶつとみられるなまえだった。)

結果:「ためサル」という動物とみられる名前だった。

(そのあと：そのどうぶつがにほんにしゅつげんした。くじょすみ。)

その後:その動物が日本に出現した。駆除済み。