『あの頃、僕らは同じ未来を』SPYAIR

(ここからみおろすまちがきれいなんだ)

ここから見下ろす街がキレイなんだ

(じかんをわすれてぼくらはながめてた)

時間を忘れて　僕らは眺めてた

(すこしさむそうだねくるまもどろうか？)

少し寒そうだね　車戻ろうか？

(ちいさなそのてをつつみこんで)

小さなその手を　包み込んで

(そっとおもいだしてみるもどれないひび)

そっと　思い出してみる　戻れない日々

(あとすこしおとなになれてたら)

あと少し　大人になれてたら

(あたらしいまちそこにきみはいたのかい？)

新しい街　そこに君はいたのかい？

(あのころぼくらは)

あの頃　僕らは

(それぞれのときのなかで)

それぞれの時間の中で

(ふたりおなじみらいをさがしてた)

ふたり　同じ未来を探してた

(みなれたけしきが)

見慣れた　景色が

(いつもよりまぶしくみえる)

いつもより　まぶしく見える

(そらのむこうにきょうはもうきている)

空のむこうに　今日はもう来ている

(いつものでいいかな？まどぎわのせき)

いつものでいいかな？　窓ぎわの席

(ふたりでよくいくおきにいりのかふぇ)

ふたりでよく行く　お気に入りのカフェ

(どこにしようってきみがひろげた)

「どこにしよう」って　君が広げた

(りょこうのざっしおおくてわらえたな)

旅行の雑誌　多くて　笑えたな・・・

(ちょっとおおげさなにもつとらんくにつめて)

ちょっと大げさな荷物　トランクに詰めて

(うごきだすばっくみらーにうつった)

動き出す　バックミラーに映った

(あのみせもおなじようにかわってしまうかな？)

あの店も　同じように変わってしまうかな？

(あれからぼくらは)

あれから　僕らは

(どんなゆめをかなえたんだろう)

どんな夢を叶えたんだろう

(みぎもひだりもわからずはしってきた)

右も左も分からず走ってきた

(であいもわかれも)

出会いも　別れも

(むりにわすれようとするんじゃなく)

無理に忘れようとするんじゃなく

(つれていこうよなにかにまようひも)

連れていこうよ　何かに迷う日も

(これからぼくらは)

これから　僕らは

(それぞれのときのなかで)

それぞれの時間の中で

(ふたりちがうみらいをさがしてく)

ふたり違う　未来を探してく

(あたらしいけしきに)

新しい景色に

(それぞれがえらんだあしたが)

それぞれが選んだ明日が

(えいがのすくりーんのようにうつっている)

映画のスクリーンのように　映っている