無心拍数

(いまぼくがここにいるりゆうさがして)

今僕がここにいる理由探して

(むねのすみからすみかけずりまわるけど)

胸の隅から隅　駆けずり回るけど

(みあたらずそらをけりあげあおいだら)

見当たらず空を蹴り上げ仰いだら

(ゆめがこぼれおちてよるにあふれていった)

夢がこぼれ落ちて夜に溢れていった

(なんどだってふれもしない)

何度だって　触れもしない

(なまえのないかんかくがあしもとを)

名前のない感覚が足元を

(くぐりぬけていくよ)

くぐり抜けていくよ

(ないないないゆるがないかんじょうを)

無い　無い　無い　揺るがない感情を

(いみもなくたださらけだして)

意味もなくただ曝け出して

(こきゅうがそっとこころのすぴーどにそって)

呼吸がそっと心のスピードに沿って

(ないないないきりがないがんぼうを)

無い　無い　無い　キリがない願望を

(ひとつのこらずてにいれたくて)

一つ残らず手に入れたくて

(ことばさえもいらないいまは)

言葉さえもいらない　今は

(りゆうなきそのこえを)

理由なきその声を

(だれにもゆずれないいばしょにたって)

誰にも譲れない居場所に立って

(なににもかえがたいかんじょう)

何にも代えがたい感情

(あふれたままないたよるをおいこしていく)

溢れたまま泣いた夜を追い越して行く

(なまえのないかんかくけりやぶっていけ)

名前のない感覚蹴り破っていけ

(いまぼくはどこにむかうべきなのだろう？)

今僕はどこに向かうべきなのだろう？

(ためらいぞらのしたこうべをたれるけど)

ためらい空の下　首を垂れるけど

(みおろしたばしょはぼくだけにみえた)

見下ろした場所は僕だけに見えた

(いくつものやじるしみちびかれていく)

いくつもの矢印　導かれていく

(なげいたってかわれもしない)

嘆いたって変われもしない

(なまえもないままおわれずに)

名前も無いまま終われずに

(いきをふきかえしていくよ)

息を吹き返していくよ

(ないないないにどとないかんかくを)

無い　無い　無い　二度とない感覚を

(おのれのなかにひきずりこんで)

己の中に引きずり込んで

(こたえはずっとこころのすきまにあって)

答えはずっと心の隙間に在って

(ないないないゆずれないしょうどうは)

無い　無い　無い　譲れない衝動は

(ゆいいつむにのいでんしになって)

唯一無二の遺伝子に成って

(ことばがいまこころにそいつながりだしていく)

言葉が今　心に添い　繋がり出していく

(ないないないゆるがないかんじょうが)

無い　無い　無い　揺るがない感情が

(いみをなしいまさらけだして)

意味を成し今曝け出して

(こたえがそっとこころのすぴーどにそって)

答えがそっと心のスピードに沿って

(ないないないきりがないがんぼうを)

無い　無い　無い　キリがない願望を

(ひとつのこらずてにいれたくて)

一つ残らず手に入れたくて

(ことばさえもいらないいまは)

言葉さえもいらない　今は

(りゆうなきそのこえを)

理由なきその声を

(だれにもゆずれないいばしょにたって)

誰にも譲れない居場所に立って

(なににもかえがたいかんじょう)

何にも代え難い感情

(あふれたままわらえばよるはあけだしていく)

溢れたまま笑えば夜は明け出していく

(なまえのないかんかくけりやぶっていけ)

名前のない感覚蹴り破っていけ