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(わたしじゃだめだねなんて)

「私じゃダメだね」なんて

(ひとりでかってにきめつけて)

一人で勝手に決めつけて

(せんてんせいのよわむしがそだっていくのです)

先天性のよわむしが育っていくのです

(きみににあわないなんて)

「君に似合わない」なんて

(ひとりでかってにおちこんで)

一人で勝手に落ち込んで

(こうてんせいのひねくれがねじれてとれないのです)

後天性のひねくれが捻れてとれないのです

(ついくちずさむめろでぃーは)

つい口ずさむメロディーは

(きみのことばかりうたってまたぐるぐるまわっていく)

君のことばかり歌って、またグルグル回っていく

(きみのこときらいになるたびにすきなとこをみつけた)

君のこと、嫌いになる度に好きなとこを見つけた

(どうしてだろういくじになるほうがだめなのかな)

どうしてだろう、意気地になる方がダメなのかな

(あきらめようっておもえばおもうほどあうかずはふえていった)

諦めようって思えば思うほど会う数は増えていった

(しっていたけどやっぱりあたまからはなれてくれない)

知っていたけど、やっぱり頭から離れてくれない

(あぁまたおもいだしてなみだがあふれそうだ)

あぁ、また思い出して涙が溢れそうだ

(たとえばすうねんがたって)

たとえば数年が経って

(すこしはおとなになったなら)

少しは大人になったなら

(こいのまほうはとけますか)

恋の魔法は解けますか？

(いえないままですか)

言えないままですか？

(ここちいいからじぶんからふみだせなくなる)

心地いいから、自分から踏み出せなくなる

(ひゃくがだめならはちじゅうがいいからわたしはばかだなぁ)

「100がダメなら80がいいから」 私はバカだなぁ

(かってにすきになってかってにへこんで)

勝手に好きになって、勝手にヘコんで

(ふりまわされたきになっていた)

振り回された気になっていた

(りゆうをつけてはかわいそうなじぶんをえんじて)

理由をつけては、可哀想な自分を演じて

(なにもかわってないかわれないあのころからずっと)

何も変わってない　変われない　あの頃からずっと

(きみのこときらいになれないじぶんがきらいで)

君のこと、嫌いになれない自分が嫌いで

(いつまでもあきらめきれないじぶんがきらいで)

いつまでも、諦めきれない自分が嫌いで

(だいきらいで)

大嫌いで

(きみのこときらいになるほうがむずかしいとしってる)

君のこと、嫌いになる方が難しいと知ってる

(それでもまたかおをあわせるたびいとしくなる)

それでもまた顔を合わせる度、愛しくなる

(だいすきだよってつたえてそのあとは)

「大好きだよ」って伝えて、そのあとは？

(もうぜんぶわかんないよ)

もう、全部わかんないよ

(きっといつかなんていいつづけて)

「きっといつか」なんて言い続けて

(きみがうすれていくわたしじゃとどかなくて)

君が薄れていく　私じゃ届かなくて

(ふたりのきょりはにちじょうにとけて)

二人の距離は日常に溶けて