HALO

(いつのまにかめのまえには)

いつのまにか　目の前には

(とてもたかいかべがたってた)

とても高い　壁が建ってた

(そのむこうへきえそうなこえで)

その向こうへ　消えそうな声で

(はろー、はろーとさけんでみたんだ)

ハロー、ハローと　叫んでみたんだ

(ひとはだれもがじぶんのよわさを)

人は誰もが自分の弱さを

(みてみぬふりをしていきてる)

見て見ぬふりをして生きてる

(おくびょうでつよがりでかけがえのないじぶんじしんを)

臆病で強がりで　かけがえのない自分自身を

(はろーぎゅっとだきしめてはなさないで)

ハロー　ぎゅっと抱きしめて離さないで

(こんなあきれるほどこうだいなこのせかいで)

こんな呆れるほど広大な　この世界で

(わらえるほどちっぽけなぼくだけど)

笑えるほど　ちっぽけな僕だけど

(このりょうていっぱいにひかりをあつめて)

この両手いっぱいに　光を集めて

(すべてをつきぬけるようにはなつよ)

すべてを突き抜けるように　放つよ

(ほほをつたうかんじょうのしずく)

頬を伝う　感情の雫

(りょうてでつよくぬぐってけした)

両手で強く　ぬぐって消した

(いつだってたいせつなものは)

いつだって　大切なものは

(こころのおくにしまっていたんだ)

心の奥にしまっていたんだ

(だれもがきずつくことをおそれて)

誰もが傷つくことを恐れて

(ただしさをみうしなってしまうけど)

正しさを見失ってしまうけど

(むねのおくかくしてるないふはきずつけるためじゃない)

胸の奥　隠してるナイフは　傷つける為じゃない

(そうだれかをまもるためのゆうき)

そう　誰かを守る為の勇気

(いつかこころのなかのくらやみにかくしたあやまちを)

いつか心の中の暗闇に隠した過ちを

(うけとめられるときがくるのかな)

受け止められる時が来るのかな

(そのちいさなきぼうのかけらをあつめて)

その小さな希望のかけらを集めて

(すべてをてらしだすようにうたうよ)

すべてを照らし出すように　唄うよ

(だれもがじぶんのいきてるいみを)

誰もが自分の生きてる意味を

(さがすためあしたへとむかうんだ)

探すため　明日へと向かうんだ

(このかべをこわせるのはほかならないじぶんじしんさ)

この壁を壊せるのは　他ならない自分自身さ

(ほらつよくつよくちからこめて)

ほら　強く強く力込めて

(こんなあきれるほどこうだいなこのせかいで)

こんな呆れるほど広大な　この世界で

(むげんだいのかのうせいをさあえがこう)

無限大の可能性を　さあ描こう

(このからだぜんしんにつどったひかりよ)

この体　全身に　集った光よ

(すべてをつつみこむようにはなって)

すべてを包み込むように　放って