シェーデットクリーム

(めざめてそっときみにわらって)

目覚めてそっと　君に笑って

(しょくじをとってしあわせだといいきかす)

食事をとって　幸せだと言い聞かす

(しゃちくになってつかれたなんて)

社畜（しゃちく）になって　疲れたなんて

(かえりをずっとまつきみをおもいだすから)

帰りをずっと　待つ君を思い出すから

(かたちでもっとつくせばほんもう)

形でもっと　尽くせば本望

(ふかのうでげんそうほしはみているんでしょう)

不可能で幻想　星は見ているんでしょう？

(ぼくのこどうじゃつたわらないよ)

僕の鼓動じゃ　伝わらないよ

(あふれるあいをくれるきみにかんしゃを)

溢れる愛を　くれる君に感謝を

(ひがまたのぼりだすふたりへ)

日がまた昇り出す二人へ

(わすれたいたみっていつだってなくなったふうで)

忘れた痛みっていつだって無くなった風で

(かくしたってにげたってしずまったよるにおそう)

隠したって逃げたって静まった夜に襲う

(めをとじててをふってあすをまっていよう)

目を閉じて手を振って明日を待っていよう

(もうくるまってくるまってたしかなあたたかさを)

もう包（くる）まって包（くる）まって確かな温かさを

(きょうもつらいなまだねむたいな)

今日もつらいな　まだ眠たいな

(きしむごたいはきかいじかけみたいだな)

軋（きし）む五体は　機械仕掛けみたいだな

(ゆれるよかんにおぼれそうなさんじ)

揺れる予感に　溺れそうな三時

(あるくとけいはしかいでしんこきゅうしてる)

歩く時計は　視界で深呼吸してる

(ああけんそうのなみがいまきこえる)

嗚呼　喧騒（けんそう）の波が今　聞こえる

(こわれたからだっておもくてうつをはらんでいて)

壊れた体って重くて鬱を孕（はら）んでいて

(きをつけていきたってまとまったばしょへむかう)

気を付けて生きたって纏（まと）まった場所へ向かう

(こわいでしょひとりってだからすがっている)

怖いでしょ？一人ってだから縋（すが）っている

(もうこれいじょうこれいじょうひとりにしないように)

もうこれ以上これ以上一人にしないように

(だれのせいぼくのせいだからってつよくねがったって)

誰のせい？･･･「僕のせいだから」って強く願ったって

(かみさまってひどくてはなしさえしてくれない)

神様ってひどくて話さえしてくれない

(いちどだけいかせてさかせててらしてこわして)

･･･一度だけ　行かせて　咲かせて　照らして　壊して

(くれたってやるよこんなもん)

くれたってやるよこんなもん

(とぎれたいしきってちらばったほしをつかむようで)

途切れた意識って散らばった星を掴むようで

(だきしめてほしくってかさばったよわさつたう)

抱きしめて欲しくってかさ張った弱さ伝う

(てかさねたふたりはそこでわらっていて)

手重ねた二人はそこで笑っていて

(めにうつったよぞらがひびをだいてるきがした)

目に映った夜空が日々を抱いてる気がした