あの日のスウィートメロディ　Ｃ＆Ｋ

(ひとりぼっちをもちよってはじめたへやに)

ひとりぼっちを持ち寄って　始めた部屋に

(ふたりでかたをよせあってゆめをつめた)

二人で肩を寄せ合って夢を詰めた

(たいていあさはきまってめざましがさきにおきて)

大抵朝は決まって目覚ましが先に起きて

(ひとつにへったかぎをながめてどあをしめた)

一つに減ったカギを眺めてドアを閉めた

(ぼくはみぎきみはひだりきょうもここでじゃあねまたね)

僕は右　君は左に　今日もここで「じゃあね　またね」

(あきれるほどきみにむちゅうささめないゆめみたいだ)

あきれるほど君に夢中さ　覚めない夢みたいだ

(このへやにｓｗｅｅｔｓｗｅｅｔｍｅｌｏｄｙぼくをわらわせて)

この部屋にsweet sweet melody　僕を笑わせて

(いつもきみとふたりあさまでうたってた)

いつも君と二人朝まで歌ってた

(しゃららんらんしゃららんらんかなでるふたりのはーもにー)

シャラランラン　シャラランラン　奏でる二人のハーモニー

(ｓｗｅｅｔｓｗｅｅｔｍｅｍｏｒｙきみがずっときえない)

Sweet sweet memory　君がずっと消えない

(あれからつきひがたってせまいへやが)

あれから月日が経って　狭い部屋が

(なんだかにもつがへってひろくなった)

なんだか荷物が減って　広くなった

(こんなきせつにさぼてんのはなかたほうだけにさいて)

こんな季節にサボテンの花？　片方だけに咲いて

(ふたつにふえたかぎをたばねてどあをしめた)

2つに増えたかぎを束ねてドアを閉めた

(ぼくはみぎきみはひだりにきょうはここで)

僕は右　君は左に　今日はここで

(じゃあげんきでね)

「じゃあ　元気でね」

(うしろすがたこころのなかやまないあめみたいだ)

後ろ姿　心の中　止まない雨みたいだ

(あのへやでｓｗｅｅｔｓｗｅｅｔｍｅｌｏｄｙぼくをこまらせて)

あの部屋で　sweet sweet melody 僕を困らせて

(いつもきみとふたりあさまでうたってた)

いつも君と二人　朝まで歌ってた

(しゃららんらんしゃららんらんずれてくふたりのはーもにー)

シャラランラン　シャラランラン　ずれてく二人のハーモニー

(ｓｗｅｅｔｓｗｅｅｔｍｅｍｏｒｙきずがずっといえない)

Sweet sweet memory　傷がずっと癒えない

(せんりつはあのひのいろやふうけいかぜのにおいさえ)

旋律はあの日の色や風景　風の匂いさえ

(うすれかけたきおくじょうけいいろこくよびもどす)

薄れかけた記憶　情景　色濃く呼び戻す

(げんじつはそうなふだのないさぼてんをみつめ)

現実はそう名札のないサボテンを見つめ

(しょうたいもいきばもないおもいあふれてさいごのかぎをかけた)

正体も行き場もない思い溢れて　最後のカギをかけた

(いたいけなｓｗｅｅｔｓｗｅｅｔｍｅｌｏｄｙゆめにせをむけて)

いたいけな sweet sweet melody 夢に背を向けて

(いまはへやでひとりきみにうたってる)

今は部屋で一人　君に歌ってる

(しゃららんらんしゃららんらんかなでるひとりのはーもにー)

シャラランラン　シャラランラン　奏でる一人のハーモニー

(ｓｗｅｅｔｓｗｅｅｔｍｅｍｏｒｙきみがずっとけせない)

Sweet sweet memory　君がずっと消せない

(このへやにｓｗｅｅｔｓｗｅｅｔｍｅｌｏｄｙぼくをわらわせて)

この部屋にsweet sweet melody　僕を笑わせて

(いつもきみとふたりあさまでうたってた)

いつも君と二人朝まで歌ってた

(しゃららんらんしゃららんらんかなでたふたりのはーもにー)

シャラランラン　シャラランラン　奏でた二人のハーモニー

(ｓｗｅｅｔｓｗｅｅｔｍｅｍｏｒｙきみがずっときえない)

Sweet sweet memory　君がずっと消えない

(ひとりぼっちをもちよってくらしたへやに)

ひとりぼっちを持ち寄って暮らした部屋に

(しらないだれかわらってどあをしめた)

知らない誰か笑ってドアを閉めた