レモンパイ

(ふざけきってわれにかえる)

ふざけ切って我に返る

(つるはせんねん、ばかはざんねん)

鶴は千年、馬鹿は残念

(やすらかなろくでなしのごごだ)

安らかなロクデナシの午後だ

(どうせなんびゃっかいもあいにいくしたくする)

どうせ何百回も会いにいく支度する

(めいわくだったりする？)

迷惑だったりする？

(ふざけあっていえにかえる)

ふざけ合って家に帰る

(ぼくはまだちゃんときみをしらない)

僕はまだちゃんと君を知らない

(これこいかもね、そうだとしたらどうなんだ)

これ恋かもね、そうだとしたらどうなんだ

(きっとかみさまだってきづいていないのです)

きっと神様だって気付いていないのです

(きみにさわりたい)

君に触りたい

(ゆれながらすこしかなしいきすをしたい)

揺れながら少し悲しいキスをしたい

(よるのながさにあきたのだ)

夜の長さに飽きたのだ

(あまくてのこしたれもんぱい)

甘くて残したレモンパイ

(わんつーのすてっぷばいすてっぷ)

ワンツーのステップ・バイ・ステップ

(ひびｎｏｗａｙ、いしのうえｓｌｏｗでさんねんめ)

日々 No way、石の上slowで三年目

(ごみくず、くすぶっておりますわ)

ゴミクズ、くすぶっておりますわ

(へい、おいらえどっこでい)

へい、オイラ江戸っ子でい

(にげるためだけのさけだぜ？)

逃げるためだけの酒だぜ？

(まじだっせえ、しかってくれい！ほんとに)

まじダっせえ、叱ってくれい！ホントに

(こんなこといつまでやってんだってはなし)

（こんなこといつまでやってんだって話）

(きみにさわりたい？)

君に触りたい？

(てれながらすこしざつなきすをしよう)

照れながら少し雑なキスをしよう

(あまりにぼくらこわがりで)

あまりに僕ら怖がりで

(あますぎたようだれもんぱい)

甘すぎたようだ　レモンパイ

(あいのうたやけにうそくせぇな)

愛の　歌やけに嘘くせぇな

(ともだちでいよう)

友達でいよう

(きみにさわったらおわるかな)

君に触ったら終わるかな

(おわってしまうかもな)

終わってしまうかもな

(でもすごくさわりたい)

でもすごく触りたい

(ゆれながらすこしかなしいきすをしたい)

揺れながら少し悲しいキスをしたい

(ながいよるはひとつおりでふたりじめに)

長い夜はひとつ折で二人占めに

(あますぎるくらいがいいねれもんぱい)

甘すぎるくらいがいいね　レモンパイ