氷雨(Xeltica)
歌詞(問題文)
(みがいたがらすのむこう)
磨いた硝子の向こう
(のぞくきおくがいま)
覗く記憶が 今
(さみだれのよい)
五月雨の宵
(ひえこむやみがつつむきかねつをあびて)
冷え込む闇が包む気化熱を 浴びて
(きぜつしかけたころ)
気絶しかけた頃
(きみはてのひらをかざした)
君は掌を翳した
(とけそうなほど)
溶けそうなほど
(むみむしゅうのぜんせんを)
無味無臭の前線を
(かぞえてわたって)
数えて 渡って
(ちにおちるのを)
地に堕ちるのを
(うんめいとなづけた)
「運命」と名付けた
(あめあがり)
雨上がり
(くものすきまからさしこむひかり)
雲の隙間から射し込む光
(そっとすいこまれて)
そっと吸い込まれて
(ぼくのいきがこおる)
僕の、粋が凍る。
(みえざるいとがみぎうでをしばる)
見えざる意図が 右腕を縛る
(はやるじいしきあくるひのきおく)
逸る自意識 翌る日の記憶
(きみはしってるか)
君は知ってるか?
(ぼくはしらなかった)
僕は知らなかった。
(かじかむてであすのかけらをさがす)
悴む手で 明日の欠片を探す
(くだらぬうそがみちをなくした)
下らぬ嘘が 路を無くした
(ころばぬさきつゆしらずのみたまを)
転ばぬ先 ツユ知らずの御霊を
(おいかけるもの)
追いかけるモノ
(おいてゆくもの)
置いて征くモノ
(ひとびとはそれをひさめとよんだ)
人々はそれを 氷雨と呼んだ
(ねじれたといきが)
捻れた吐息が
(ひしひしとそらたかくのぼっている)
ひしひしと空高く登っている
(あめはとっくにやんだ)
雨は、とっくに病んだ
(ひざもとをわらうかのように)
膝下を笑うかの様に
(けいがいはなみだのあとをおっていろめき)
形骸は 涙の後を追って色めき
(けはいをけした)
気配を消した
(あのひのことを)
あの日のことを
(いまだわすれられない)
未だ忘れられない
(あめあがり)
雨上がり
(くものすきまをかいくぐるれいき)
雲の隙間を掻い潜る冷気
(うっかりすいこんで)
うっかり吸い込んで
(きみのいきをとかす)
君の、粋を溶かす。
(みえざるいとがみぎうでをしばる)
見えざる意図が 右腕を縛る
(はやるじいしきあくるひのきおく)
逸る自意識 翌る日の記憶
(きみはしってるか)
君は知ってるか?
(ぼくはしらなかった)
僕は知らなかった。
(かじかむてであすのかけらをさがす)
悴む手で 明日の欠片を探す
(くだらぬうそがみちをなくした)
下らぬ嘘が 路を無くした
(ころばぬさきつゆしらずのみたまを)
転ばぬ先 ツユ知らずの御霊を
(おいかけるもの)
追いかけるモノ
(おいてゆくもの)
置いて征くモノ
(ひとびとはそれをひさめとよんだ)
人々はそれを 氷雨と呼んだ
(くものすきまからさしこむひかり)
雲の隙間から射し込む光
(そっとすいこまれて)
そっと吸い込まれて
(ぼくときみのいきがたえる)
僕と、君の、粋が絶える。
(みえざるいとがみぎうでをしばる)
見えざる意図が 右腕を縛る
(はやるじいしきあくるひのきおく)
逸る自意識 翌る日の記憶
(きみはしってるか)
君は知ってるか?
(ぼくはしらなかった)
僕は知らなかった。
(かじかむてであすのかけらをさがす)
悴む手で 明日の欠片を探す
(くだらぬうそがみちをなくした)
下らぬ嘘が 路を無くした
(ころばぬさきつゆしらずのみたまを)
転ばぬ先 ツユ知らずの御霊を
(おいかけるもの)
追いかけるモノ
(おいてゆくもの)
置いて征くモノ
(ひとびとはそれをひさめとよんだ)
人々はそれを 氷雨と呼んだ