眩暈

(くりかえすてまねきそこにみいだした)

繰り返す手招き　そこに見出した

(いんでぃてーるさいげん)

陰（いん）　ディテール　再現

(あせばんだちんもく)

汗ばんだ沈黙

(さでぃずむのかたわらい)

サディズムの片笑い

(はくちゅうはあまがみ)

白昼は甘噛み

(ねしずまるころいくどとちゅうにゅう)

寝静まる頃　幾度と注入

(いみなんてだらくさ)

意味なんて堕落さ

(２たいがあるそれだけ)

２体がある　それだけ

(ようこそここはさいはてのへや)

ようこそ　ここは最果ての部屋

(かいてきなくらしはじめましょう)

下位（かい）的な暮らし　始めましょう

(くりかえすてまねきそこにみいだした)

繰り返す手招き　そこに見出した

(いんでぃてーるさいげん)

イン　ディテール　際限

(あせばんだちんもく)

汗ばんだ沈黙

(さでぃずむのかたわらいい)

サディズムの傍ら良（い）い

(はくちゅうはあまがみ)

白昼は甘噛み

(ねしずまるころいくどとちゅうにゅう)

寝静まる頃　幾度と注入

(いみなんてだらくさ)

意味なんて堕落さ

(２たいがあるそれだけ)

２体がある　それだけ

(よごれたぼくでよごしたきみで)

汚れた僕で　汚した君で

(もてあそんでてもちぶさたなあいで)

弄んで　手持ちぶさたな愛で

(あまりにもこくてながいめまいさ)

あまりにも濃くて長い眩暈さ

(よくをいえばそうきみのなかまで)

欲を言えば　そう　君の中まで

(すべてをにぎるそのまなざしは)

全てを握るその眼差しは

(こどくもふしんもしめらせてつつむ)

孤独も不信も　湿らせて包む

(せめてはげしくだいて)

せめて激しく抱いて

(きょうでおわりとおもって)

今日で終わりと思って

(だからもっとちょうだい)

だからもっと頂戴

(ためしてちょうだい)

試して頂戴

(さわってちょうだい)

触って頂戴

(もっとちょうだい)

もっと頂戴

(ゆらしてちょうだい)

揺らして頂戴

(こわしてちょうだい)

壊して頂戴

(あまりにもこくてながいめまいさ)

あまりにも濃くて長い眩暈さ

(よくをいえばそうきみのなかまで)

欲を言えば　そう君の中まで

(すべてをにぎるそのまなざしは)

全てを握るその眼差しは

(こどくもふしんもしめらせてつつむ)

孤独も不信も湿らせて包む

(せめてはげしくだいて)

せめて激しく抱いて

(きょうでおわりとおもって)

今日で終わりと思って

(せめてはげしくだいて)

せめて激しく抱いて

(きょうでおわりじゃないと)

今日で終わりじゃないと