明日のショー

(ながれてゆくときのなかで)

流れてゆく時の中で

(どれほどかわらずにいられるのだろう)

どれほど変わらずにいられるのだろう

(じぶんらしくいきるために)

自分らしく生きるために

(ぼくはなにができるだろう)

僕は何が出来るだろう

(きょうもつかれたひびにまぶたでふたをする)

今日も疲れた日々に瞼で蓋をする

(めざめればきのうとはちがうけしきで)

目覚めれば昨日とは違う景色で

(かわっていくかんきょうにとまどうこころと)

変わっていく環境に戸惑う心と

(むきあうまもないほどにせわしなくて)

向き合う間もないほどにせわしなくて

(かわらないでいてと)

変わらないでいて、と

(そのままでいてねと)

そのままでいてね、と

(てがみにはあるけれど)

手紙にはあるけれど

(ながれていくときのなかで)

流れて行く時の中で

(どれほどかわらずにいられるのだろう)

どれほど変わらずにいられるのだろう

(じぶんらしくいきるために)

自分らしく生きるために

(ぼくはなにができるだろう)

僕は何が出来るだろう

(なかまとはなばかりのにらみあうかんけい)

仲間とは名ばかりの睨み合う関係

(かたいかめんをかぶるのはらくじゃないね)

硬い仮面を被るのは楽じゃないね

(こどくだよとなけばだれかふりむくかな)

孤独だよと泣けば誰か振り向くかな

(たにんだらけのまちで)

他人だらけの街で

(かわっていくひとのなかで)

変わっていく人の中で

(ぼくだけかわらずにいられるのかと)

僕だけ変わらずにいられるのかと

(ふあんになりめいわくだけど)

不安になり迷惑だけど

(よなかでんわしたんだよ)

夜中電話したんだよ

(それはしょうそうかんだよと)

「それは焦燥感だよ」 と

(あなたはなだめてくれる)

貴方は宥めてくれる

(こわがらないでいいの)

怖がらないで良いの？

(じぶんでいられるの)

自分でいられるの？

(つぎつぎとかわるきゃんばすに)

次々と代わるキャンバスに

(あいやゆめかきなぐった)

愛や夢書き殴った

(きがつきゃきれいごとのかたまり)

気がつきゃ綺麗事の塊

(さんざんなやんでてにいれた)

散々悩んで手に入れた

(はなやかなばしょにぼくはいるけど)

華やかな場所に僕はいるけど

(あのひやきついたかがやきは)

あの日焼き付いた輝きは

(どこへかくれたのだろう)

どこへ隠れたのだろう？

(ながれすぎるきせつのなかで)

流れ過ぎる季節の中で

(かわらないでいたいよいつまでも)

変わらないでいたいよ いつまでも

(あなたがあいしてくれたぼくはここにいる)

あなたが愛してくれた 僕はここにいる

(いまもなやんでるたよりなくわらいながら)

今も悩んでる 頼りなく笑いながら

(それはれっとうかんだよと)

「それは劣等感だよ」 と

(あなたはなだめてくれる)

貴方は宥めてくれる

(こわがらないでいいの)

怖がらないで良いの？

(いっしょにいられるの)

一緒にいられるの？