在りし日よ常しえに
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歌詞(問題文)
(かぜふいてながるるときのしらべ)
風吹いて 流るる 刻の調べ
“刻《とき》”
(かがりびゆらめくのはらはゆめのあと)
かがり火ゆらめく野原は 夢の跡
(このむねはちよなるちゅうぎいだく)
この懐は 千代なる 忠義抱く
“懐《むね》”
(たとえとこよへのはしわたろうとも)
例え常世への橋渡ろうとも
(ただひとつのひがまっすぐにてらせば)
ただひとつの陽が 真っ直ぐに照らせば
(あおぎみるはひとつたいへいのよのみもとむ)
仰ぎ 見るは ひとつ 泰平の世のみ求む
(わがじんせいたてまつったかみのもとへはてゆこう)
我が人生奉った 上の元へ果て行こう
“上《かみ》の元”、“行《ゆ》こう”
(こころざしわけあうはらからにせをむけたとて)
志 分け合う同胞に背を向けたとて
“同胞《はらから》”
(わがしんねんふへんなりとかぜとともにはてゆこう)
我が信念不変也と 風と共に果て行こう
“行《ゆ》こう”
(ゆるぎえぬこころはいまだいきはきつ)
揺るぎ得ぬ 心は未だ息吐きつ
(ときはすぎさりとてこころうせぬ)
刻は過ぎ さりとて 忠誠失せぬ
“刻《とき》”、“忠誠《こころ》”
(まことのずいまでしんずるおぬしらが)
真実の随まで信ずる 御主らが
“真実《まこと》”
(このむねにつたえしちゅうぎのけんぶ)
この懐に 伝えし 忠義の剣舞
“懐《むね》”
(たとえらいめいがみをあやぶむとも)
例え雷鳴が身を危ぶむとも
(ぶこうなおのれのせにきざんだたまを)
不功な己の 背に刻んだ魂を
“魂《たま》”
(しんじしたうものよいいつくせぬしゃをうたに)
信じ 慕う 者よ 言い尽くせぬ謝を唄に
(わがじんせいともにいきたそのみことにたむけよう)
我が人生共に生きた その命に手向けよう
“命《みこと》”
(つたなきはこのちからそれでもただすすみゆく)
拙きは この力 それでも唯進み行く
“行《ゆ》く”
(ちりゆけばそのさきにはとうげんひろがったとて)
散りゆけばその先には 桃源広がったとて
(わすれえぬくおんにきざまれたおもい)
忘れ得ぬ 永遠に刻まれた思い
“永遠《くおん》”
(わがじんせいたてまつるべきかみのもとへはてゆこう)
我が人生奉るべき 上の元へ果て行こう
“上《かみ》の元”、“行《ゆ》こう”
(おれしつのなんぴとがひらってくれるとしても)
折れし角 何人が 拾ってくれるとしても
“何人《なんぴと》”、“拾《ひら》って”
(わがしんねんふへんなりとかがりびとわにともれよ)
我が信念不変也と かがり火永久に灯れよ
“永久《とわ》”
(まぶたとじゆくさいごのねがい)
瞼綴じゆく 最期の願い