ノクティルーカ

(どうせねむれないよるはいつだって)

どうせ眠れない夜はいつだって

(ほしをながめるの)

星を眺めるの

(きたいしないようにこいをして)

期待しないように恋をして

(くろくそまりそうなおもいとか)

黒く染まりそうな思いとか

(ぜんぶすてて)

全部捨てて

(とぎれないよるのまちのひかりをぬけて)

途切れない夜の街の光を抜けて

(それとなくひびをこなして)

それとなく日々をこなして

(とかしていればそれで)

とかしていればそれで

(おとなになれるの？)

大人になれるの？

(ひたすらめのまえのきぼうつないだ)

ひたすら目の前の希望繋いだ

(きりきりまいなひびも)

きりきり舞いな日々も

(いつかはなひらいて)

いつか花開いて

(なんかしらぬまにしあわせかな)

なんか知らぬ間に幸せかな

(なんてわかんないよ)

なんてわかんないよ

(しょうじきぎりぎりなんだいまも)

正直ギリギリなんだ今も

(なるようｓｔｅｐｂｙｓｔｅｐって)

なるようstep by stepって

(あるいていたってそれだけなんだろう)

歩いていたってそれだけなんだろう

(ふがいないままよるのざっとうへ)

不甲斐ないまま夜の雑踏へ

(みをつめこんだしゅうでん)

身を詰め込んだ終電

(このままうみへむかえ)

このまま海へ向かえ

(くだれとうかいどうせん)

下れ東海道線

(りゆうなんていらぬだろう)

理由なんて要らぬだろう

(あぁいまさーふぼーどなしで)

あぁ 今、サーフボードなしで

(はしってうみへとびこむまま)

走って 海へ飛び込むまま

(そらとひとつになってぼくも)

空と一つになって僕も

(くろにそまれないかな)

黒に染まれないかな

(またねむれないよるのせいめいだって)

また眠れない夜の生命だって

(いまもつながるように)

今も繋がるように

(このなみまでひとりねがっていたんだ)

この波間で一人願っていたんだ

(いまもきづいている？)

今も気付いている？

(みらいとつながって)

未来と繋がって

(はてはないのなら)

果てはないのなら

(せかいをきごうかして)

世界を記号化して

(ぼくはかこになろう)

僕は過去になろう

(ゆめなんてまぼろしで)

夢なんて幻で

(いまだけがすべてなら)

今だけが全てなら

(しあわせなんてしんきろうで)

幸せなんて蜃気楼で

(たどりつけやしないのなら)

辿りつけやしないのなら

(ひたすらめのまえのきぼうつないだ)

ひたすら目の前の希望繋いだ

(きりきりまいなひびも)

きりきり舞いな日々も

(いつかはなひらいて)

いつか花開いて

(なんかしらぬまにしあわせかな)

なんか知らぬ間に幸せかな

(なんてわかんないよ)

なんてわかんないよ

(しょうじきぎりぎりなんだいまも)

正直ギリギリなんだ今も

(なるようｓｔｅｐｂｙｓｔｅｐって)

なるようstep by stepって

(あるいていたってそれだけなんだろう)

歩いていたってそれだけなんだろう

(またねむれないよるのせいめいだって)

また眠れない夜の生命だって

(いまもつながるように)

今も繋がるように

(このなみまでひとりねがっていたんだ)

この波まで一人願っていたんだ

(いまもきづいている？)

今も気付いている？

(しろだくろだなんだって)

白だ黒だなんだって

(はてはないのなら)

果てはないのなら

(せかいをにぶんかして)

世界を二分化して

(ぼくはねこになろう)

僕は猫になろう

(あすなんてまぼろしで)

明日なんて幻で

(いまだけがすべてなら)

今だけが全てなら

(しあわせなんてあとになってから)

幸せなんて後になってから

(きづいてしまうものなのだろう)

気付いてしまうものなのだろう

(きみのめろでぃーが)

君のメロディーが

(なみのかなたへと)

波の彼方へと