Night Flight Believer

(それはふれられはしないねがうだけとおく)

それは触れられはしない願うだけ遠く

(おともなくひえたほほかすめるかぜよ)

音もなく 冷えた頬掠める風よ

(たとえあのひびがあのことばがいつかあしかせになろうとも)

例えあの日々があの言葉がいつか足枷になろうとも

(わたしはうたうだろうむねこがすえれじー)

わたしは唄うだろう 胸焦がすエレジー

(げんそうのものろーぐ)

幻想のモノローグ

(こどくのやいばいまとぎすませ)

孤独の刃今研ぎ澄ませ

(つぎのひとふりにすべてをかけて)

次の一振りに全てを賭けて

(よるにこをえがきおちるようにまうこのねがいを)

夜に弧を描き 落ちるように舞うこの願いを

(つよくしんじることそれだけがせんめい)

強く信じること それだけが鮮明

(やみにとけるようにちりゆくいのちをなげいても)

闇に溶けるように散りゆく命を嘆いても

(めぐりはなはさくそれだけがしんじつ)

巡り花は咲く それだけが真実

(ああさやにしまいこんだほんねが)

ああ　鞘に仕舞い込んだ本音が

(いつかはこのこころをえぐるようにつらぬくだろう)

いつかはこの心を抉るように貫くだろう

(あかくもえるつきのしたかなしみをさかずきにうつして)

紅く燃える月の下 悲しみを盃に映して

(さああらがいましょうせかいのはてで)

さあ抗いましょう 世界の果てで

(よるにおびえればおびえるほどそまるしっこく)

夜に怯えれば怯えるほど染まる漆黒

(かたくまぶたとじこころのめでみきれ)

固く瞼閉じ 心の眼で見切れ

(ひかれてをのばせばゆびさきにささるゆめのあと)

惹かれ手を伸ばせば 指先に刺さる夢の棘

(やがてはなはちるそれだけがしんじつ)

やがて花は散る それだけが真実

(ざんこくなぼうきゃくとけてきえゆくやくそく)

残酷な忘却 溶けて消え逝く約束

(それでもしんじたい)

それでも信じたい

(すべてのまよいたちきれ)

全ての迷い断ち切れ

(げんそうえんどろーる)

幻想 エンドロール

(であいとわかれいくどこえても)

出逢いと別れ幾度越えても

(またうたうだけよ)

また唄うだけよ

(すべてをかけて)

全てを賭けて

(よるにこをえがきおちるようにまうこのねがいを)

夜に弧を描き 落ちるように舞うこの願いを

(つよくしんじることそれだけはせんめい)

強く信じること それだけは鮮明

(やがてつちにかえりちりゆくさだめにそまれども)

やがて土に還り 散りゆく運命に染まれども

(めぐりはなはさくそれだけがしんじつ)

巡り花は咲く それだけが真実