タイピング練習---長文その八

(きょうはまちにまったわたしのむすこのちゅうがくじゅけんのひだ。)

今日は待ちに待った私の息子の中学受験の日だ。

(おやとしてもじぶんのむすこがごうかくするのかどうかがいちにちじゅうきになって、)

親としても自分の息子が合格するのかどうかが一日中気になって、

(まったくしごとにしゅうちゅうできない。わたしのほかにもそわそわしているひとがなんにんかいた。)

全く仕事に集中できない。私のほかにもそわそわしている人が何人かいた。

(おそらくぜんいん、じぶんのこどものじゅけんのことであたまがいっぱいになっているのだろう。)

おそらく全員、自分の子供の受験のことで頭がいっぱいになっているのだろう。

(むすこには、きょうのだいいちしぼうこうのしけんではやいところうかってもらいたい。)

息子には、今日の第一志望校の試験で早いところ受かってもらいたい。

(この１ねん、わたしもむすこをごうかくさせるために、いっしょうけんめいやってきた。)

この1年、私も息子を合格させるために、一生懸命やってきた。

(ちゅうがくじゅけんのじっせきのあるがくしゅうじゅくにもいかせて、いえでもべんきょうするよううながした。)

中学受験の実績のある学習塾にもいかせて、家でも勉強するよう促した。

(たまにはむすこをあたまごなしにしかりつけたこともあったが、それだけ)

たまには息子を頭ごなしにしかりつけたこともあったが、それだけ

(わたしがむすこにだいいちしぼうこうにごうかくしてほしいというきもちはつよかったのだ。)

私が息子に第一志望校に合格してほしいという気持ちは強かったのだ。

(なぜなら、わたしもかこにちゅうがくじゅけんをして、わたしはそのときだいいちしぼうこうに)

なぜなら、私も過去に中学受験をして、私はそのとき第一志望校に

(ごうかくできなかったというにがいけいけんをもっているからだ。)

合格できなかったという苦い経験を持っているからだ。

(ふごうかくだということをしると、とてつもないふあんかんと、じぶんはこれまで)

不合格だということを知ると、とてつもない不安感と、自分はこれまで

(むだなどりょくをしてきたのだろうかというきもちにさいなまれた。)

無駄な努力をしてきたのだろうかという気持ちに苛まれた。

(おやとしては、やはりむすこにおなじおもいをさせたくないというきもちがあった。)

親としては、やはり息子に同じ思いをさせたくないという気持ちがあった。

(だからむすこのじゅけんべんきょうにたいしてはしぜんとうでにちからがはいったのであろう。)

だから息子の受験勉強に対しては自然と腕に力が入ったのであろう。

(むすこがちゅうがくせいになったら、しばらくはむすこのべんきょうにかいにゅうするのは)

息子が中学生になったら、しばらくは息子の勉強に介入するのは

(ひかえたほうがいいかもしれない。すぱるたきょういくだといわれてきらわれそうだ。)

控えた方がいいかもしれない。スパルタ教育だといわれて嫌われそうだ。

(さて、きょうのあさ、むすこはわたしに「ぜったいうかってくるから！」といって、)

さて、今日の朝、息子は私に「絶対受かってくるから！」と言って、

(つまといっしょにでかけていった。わたしのつまも、ふだんはべんごしとしてはたらいているが、)

妻と一緒に出掛けていった。私の妻も、普段は弁護士として働いているが、

(きょうはむすこのじゅけんのひだということでやすみをとっている。)

今日は息子の受験の日だということで休みを取っている。