働くふたり/ズーカラデル

(さめないめをさまして)

覚めない目を覚まして

(ひとりとびだすあいのす)

ひとり飛び出す愛の巣

(さくばんのいざこざもうちすててくかいさつ)

昨晩のイザコザも打ち捨ててく改札

(いっけんしていみがないしごとにあせをながす)

一見して意味がない仕事に汗を流す

(ちいさくてもたしかなそうるがおれをもやす)

小さくても確かなソウルが俺を燃やす

(はたらくあいだきみをわすれた)

働く間　君を忘れた

(きょうもぼくらはかがやくふたり)

今日も僕らは輝くふたり

(まけちゃってもながれるふぁんふぁーれ)

負けちゃっても流れるファンファーレ

(いつかはそらをとびたいのよ)

いつかは空を飛びたいのよ

(いびつなかたちのふたり)

いびつな形のふたり

(ころがってはけずれるおうとつ)

転がっては削れる凹凸

(たまにかさなってみたいのよ)

たまに重なってみたいのよ

(あめのひもつぎのひにも)

雨の日も　次の日にも

(うまくやれるかしら)

うまくやれるかしら

(ふたりのためのせかい)

ふたりのための世界

(いつだってじかんがないから)

いつだって時間がないから

(わすれてくあいとゆう)

忘れてく愛と優

(いつだってかねもないので)

いつだって金もないので

(たちどまれないという)

立ち止まれないと言う

(すぎさったひかりかがやくみらいのらんでぶー)

過ぎ去った光り輝く未来のランデブー

(いつだってなげいてばっかりの)

いつだって嘆いてばっかりの

(どじではないけど)

ドジではないけど

(とぎすまされたあたまでそなえた)

研ぎ澄まされた頭で備えた

(そしてこんやもはたらくふたり)

そして今夜も働くふたり

(ちかづいてははなれるきもち)

近づいては離れる気持ち

(いつでもゆかいでいたいのに)

いつでも愉快でいたいのに

(ひみつをかくしたふたり)

秘密を隠したふたり

(かわいくてくだらないへいこうせん)

可愛くてくだらない平行線

(よかぜはきょうもすみわたるのに)

夜風は今日も澄み渡るのに

(しゅうまつのつぎのひにも)

終末の次の日にも

(うまくやれるかしら)

うまくやれるかしら

(わたしのためのせかい)

私のための世界

(うごきはじめたまちをみていた)

動き始めた街を見ていた

(そしてこんやもはたらくふたり)

そして今夜も働くふたり

(ちかづいてははなれるきもち)

近づいては離れる気持ち

(いつでもゆかいでいたいのに)

いつでも愉快でいたいのに

(いびつなかたちのふたり)

いびつな形のふたり

(ころがってはけずれるおうとつ)

転がっては削れる凹凸

(いつかはきえてなくなるのよ)

いつかは消えてなくなるのよ

(それでもかがやくふたり)

それでも輝くふたり

(まけちゃってもながれるふぁんふぁーれ)

負けちゃっても流れるファンファーレ

(いつかはそらをとびたいのよ)

いつかは空を飛びたいのよ

(あめのひもつぎのひにも)

雨の日も　次の日にも

(うまくやれるかしら)

うまくやれるかしら

(ふたりのためのせかい)

ふたりのための世界