スタンドバイミー/ズーカラデル

(はなたばをあげようあかるいきもちで)

花束をあげよう　明るい気持ちで

(このてをはなせばどこでもいける)

この手を放せばどこでも行ける

(きみはがらくただらけのはれわたるまちを)

君はガラクタだらけの晴れ渡る街を

(とりでもないのにとぼうとしてる)

鳥でもないのに飛ぼうとしてる

(みおろしたまちに)

見下ろした街に

(じょそうをつけてとびこむ)

助走をつけて飛び込む

(いえずにいたことおもいだしている)

言えずにいたこと思い出している

(かぜがふいておとされそうなぐらいだー)

風が吹いて落とされそうなグライダー

(ないてふるえてたきみのこえも)

泣いて震えてた君の声も

(とりあえずしまっておくから)

とりあえずしまっておくから

(またはじめようぜ)

また始めようぜ

(ぜんぶうそだらけでもいいからさ)

全部嘘だらけでもいいからさ

(できるだけおぼえていよう)

できるだけ覚えていよう

(ほらどこまでもいけてしまうんだよ)

ほら　どこまでも行けてしまうんだよ

(てをつながなくたって)

手を繋がなくたって

(はなたばをあげようさびしくなったときも)

花束をあげよう　寂しくなったときも

(わざとらしくゆうやけがもえる)

わざとらしく夕焼けが燃える

(おとをたてながらうずをまきながら)

音を立てながら　渦を巻きながら

(あたらしくなってくすべてが)

新しくなってく　すべてが

(うごきだしたすとーりー)

動き出したストーリー

(ゆめからさめてくように)

夢から覚めてくように

(もくてきちがちがうからはなれなくちゃね)

目的地が違うから離れなくちゃね

(だからきょうはきづかないふりをして)

だから今日は気づかないふりをして

(べいびーあきるまではなしをしよう)

ベイビー　飽きるまで話をしよう

(ひみつをまたふやしてこうぜ)

秘密をまた増やしてこうぜ

(よるがくるまえに)

夜が来る前に

(こんなどこにでもありそうなこと)

こんなどこにでもありそうなこと

(わすれたりしちゃうのかな)

忘れたりしちゃうのかな

(ほらどこまでもいってみせるから)

ほら　どこまでも行ってみせるから

(かぜがふかなくたって)

風が吹かなくたって

(くさりかけてたこまくが)

腐りかけてた鼓膜が

(ききとれていたのは)

聴き取れていたのは

(ほんのわずかのむなしさ)

ほんのわずかのむなしさ

(かなしいのもなんかあきてきたし)

悲しいのもなんか飽きてきたし

(２まんねんたったらもういないし)

２万年たったらもういないし

(いまきみのこえをまってる)

今君の声を待ってる

(かぜがふいてみえなくなったぐらいだー)

風が吹いて見えなくなったグライダー

(ずっととおくなるきみのすがた)

ずっと遠くなる君の姿

(あきるまでこのてをふるからだから)

飽きるまでこの手を振るから　だから

(ぜんぶうそだらけでもいいからさ)

全部嘘だらけでもいいからさ

(できるだけおぼえていよう)

できるだけ覚えていよう

(ほらどこまでもいけてしまうんだぜ)

ほら　どこまでも行けてしまうんだぜ

(かぜがふかなくたって)

風が吹かなくたって