たなばたかぐや
作:犬丸芝居小屋
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歌詞(問題文)
(つきにうまれ)
月に生まれ
(ちにおとされ)
地に落とされ
(きょうもきょうとてよぞらみあげる)
今日も今日とて夜空見上げる
(はねはちぎれ)
羽はちぎれ
(はなはちって)
花は散って
(きょうもきょうとてうでをのばして)
今日も今日とて腕を伸ばして
(ほしのかわをへだてたあなたへとどけ)
星の河を隔てた、彼方へ届け
(あなたあてのふみをかきました)
彼方宛の文を書きました
(かみひこうきならとどきますか)
紙飛行機なら届きますか
(そらにむかってとばしたふみは)
空に向かって飛ばした文は
(ちじょうのあまのがわにおちました)
地上の天の川に落ちました
(ほしにあこがれ)
星に憧れ
(ねたみかわれ)
妬み買われ
(きょうもきょうとてよぞらこいこがれ)
今日も今日とて夜空恋焦がれ
(どくをはかれ)
毒を吐かれ
(うさぎはにげて)
兎は逃げて
(きょうもきょうとてひざをかかえて)
今日も今日とて膝を抱えて
(ほしのかわをへだてたばしょにわたしはいません)
星の河を隔てた場所に私はいません
(あなたあてのうたをうたいました)
彼方宛の歌を歌いました
(よごれたこえでもきこえますか)
汚れた声でも聞こえますか
(かぜにのってながれたうたは)
風に乗って流れた歌は
(あめがささってとどきやしません)
雨が刺さって届きやしません
(ものがたりのあのおひめさまは)
物語のあのお姫様は
(さいごにむかえがきましたが)
最後に迎えが来ましたが
(わたしがきろをのぞんでも)
私が帰路を望んでも
(ものがたりのようにいきません)
物語のようにいきません
(あなたのことをおもいだしました)
彼方のことを思い出しました
(おかしいですねかおがみえません)
可笑しいですね、顔が見えません
(あなたのなまえをさけびました)
彼方の名前を叫びました
(きょうもきょうとてつきがきれいで)
今日も今日とて月が綺麗で