Tonight

(てにすればこぼれおち)

手にすれば こぼれ落ち

(もとめればとおざかり)

求めれば 遠ざかり

(ふたつはいつだってひとつのばしょにある)

ふたつは いつだって ひとつの場所にある

(きずつけばきずつけて)

傷つけば 傷つけて

(しるほどにためらって)

知るほどに躊躇って

(ぼくらはいつだってひとつになれない)

僕らは いつだって ひとつになれない

(それでもだれかをもとめていた)

それでも 誰かを求めていた

(きみがないたよるのことも)

君が泣いた夜のことも

(みみをふさいだよるのことも)

耳を塞いだ夜のことも

(ぼくらはかかえたまま)

僕らは抱えたまま

(こごえるよるにひをともそう)

凍える夜に火を灯そう

(きみがひとりをかんじたら)

君が一人を感じたら

(このこえをたよっていいから)

この声を頼っていいから

(どこにいたってそばへゆくよ)

どこにいたって傍へゆくよ

(ｓｔａｙｈｅｒｅｌｉｔｔｌｅｗｈｉｌｅ)

Stay here little while

(ｋｅｅｐｔｈｅｌｉｇｈｔｔｏｎｉｇｈｔ)

Keep the light tonight

(ふとしたぬくもりに)

ふとした温もりに

(こころがふれあうたび)

心が触れ合う度

(こどくやさみしさにきづけたから)

孤独や淋しさに気づけたから

(おわりやはじまりがおとずれておもいしる)

終わりや始まりが 訪れて思い知る

(ぼくらはいつだってひとりじゃむりょくだ)

僕らはいつだって一人じゃ無力だ

(きみをせめたよるのことも)

君を責めた夜のことも

(めをそむけてしまいたいよるも)

目を背けてしまいたい夜も

(ふがいないかこをこえて)

不甲斐ない過去を越えて

(あすへとつないできただろう)

明日へと繋いできただろう

(きみがすきなはなのなも)

君が好きな花の名も

(はるがすきだとはなすかおも)

春が好きだと話す顔も

(たしかなしあわせとして)

確かな幸せとして

(こころにきざまれているから)

心に刻まれているから

(せおったきずあとたおれるかびん)

背負った傷跡 倒れる花瓶

(かいさつとおるたびこころきしんでいく)

改札通る度心軋んでいく

(わすれられたらそれだけでむくわれるのにな)

「忘れられたら それだけで報われるのにな」

(きみがわらうりゆうなら)

君が笑う理由なら

(すぐそばにあふれているから)

すぐ傍に溢れているから

(ぼくらはいきてこそだ)

僕らは生きてこそだ

(きみがないたよるのことも)

君が泣いた夜のことも

(みみをふさいだよるのことも)

耳を塞いだ夜のことも

(ぼくらはかかえたまま)

僕らは抱えたまま

(こごえるよるにひをともそう)

凍える夜に火を灯そう

(きみがひとりをかんじたら)

君が一人を感じたら

(このこえをたよっていいから)

この声を頼っていいから

(どこにいたってそばへゆくよ)

どこにいたって傍へゆくよ

(ｓｔａｙｈｅｒｅｌｉｔｔｌｅｗｈｉｌｅ)

Stay here little while

(ｋｅｅｐｔｈｅｌｉｇｈｔｔｏｎｉｇｈｔ)

Keep the light tonight