本を読む (SCANDAL)
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歌詞(問題文)
(きみはほんをよむ)
君は本を読む
(わたしがよまないほんをよむ)
私が読まない本を読む
(きみはほんをよむ)
君は本を読む
(わたしはそのかんそうをきく)
私はその感想を聞く
(きみがよんだほんを)
君が読んだ本を
(がんばってわたしもよむ)
頑張って私も読む
(きみがよんだほんを)
君が読んだ本を
(すこしずつわたしもよむ)
少しずつ私も読む
(かつじはにがておなじところをなんかいも)
活字は苦手 同じところを何回も
(くりかえしくりかえしきりがない)
繰り返し繰り返しキリが無い
(だけどきみがなみだをながしたしーんで)
だけど君が涙を流したシーンで
(おなじかずだけなみだをながしてみたい)
同じ数だけ涙を流してみたい
(しらなかったせかいがめのまえにあらわれる)
知らなかった世界が目の前に現れる
(さくしゃのふぃくしょんか)
作者のフィクションか?
(とてもあわいこいのはなしだ)
とても淡い恋の話だ
(いつもみのがしてきたようなけしきが)
いつも見逃してきたような景色が
(あたまをしきつめてゆく)
頭を敷き詰めて行く
(さくしゃはかいたこのつづきはじぶんでつくりなさいと)
作者は書いた この続きは自分で作りなさいと
(きみはほんをよむ)
君は本を読む
(わたしはそのよこがおをよむ)
私はその横顔を読む
(いつもそのほんは)
いつもその本は
(はっぴーえんどじゃないの)
ハッピーエンドじゃないの
(かんじもにがてみたこともないたんごが)
漢字も苦手 見たこともない単語が
(ぐるぐるぐるめがまわりそうだ)
ぐるぐるぐる 目が回りそうだ
(だけどきみがわからないことばをこんどは)
だけど君がわからない言葉を今度は
(わたしがおしえてあげられたらいいよね)
私が教えてあげられたら良いよね
(しらなかったせかいがめのまえにあらわれる)
知らなかった世界が目の前に現れる
(きのきいたせりふがものがたりをいろどる)
気の利いた台詞が物語を彩る
(いつもみのがしてきたようなけしきが)
いつも見逃してきたような景色が
(あたまをしきつめてゆく)
頭を敷き詰めて行く
(このほんにおわりはない)
この本に終わりは無い
(つづきはじぶんでつくりだすのだ)
続きは自分で作り出すのだ
(くたくたになった)
くたくたになった
(しおりのやくめはおわり)
栞の役目は終わり
(さいごのよはくに)
最後の余白に
(わたしなりのはっぴーえんどを)
私なりのハッピーエンドを
(しらなかったせかいがめのまえにあらわれる)
知らなかった世界が目の前に現れる
(さくしゃのふぃくしょんが)
作者のフィクションが
(のんふぃくしょんにかわる)
ノンフィクションに変わる
(きみとみてきたこれまでのけしきが)
君と見てきたこれまでの景色が
(あたまをしきつめてゆく)
頭を敷き詰めて行く
(わたしはかいたこのつづきはきみとつくりだすのだ)
私は書いた この続きは君と作り出すのだ