雨上がりの希望
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歌詞(問題文)
(ふりだしたあめが)
降り出した雨が
(いつかのかなしみをひびにながさないように)
いつかの悲しみを日々に流さないように
(つちにくるまってめぶきをまった)
土に包まって芽吹きを待った
(あめあがりのきぼう)
雨上がりの希望
(あめふりにだれかのささやかななみだをたどり)
雨降りに誰かのささやかな涙を辿り
(はれのひのどうろでひからびたちいさなあまがえる)
晴れの日の道路で干涸びた小さな雨蛙
(はいいろをむこうまでおいだしたあおいろがみえる)
灰色を向こうまで追い出した青色が見える
(はじまりのあいずがぼくをいまてらす)
はじまりの合図が僕を今照らす
(がいろをかざるたいるをさけて)
街路を飾るタイルを避けて
(かおをだすちいさないのちがまぶしくひかって)
顔を出す小さな生命が眩しく光って
(ひびわれたそこで)
ひび割れた底で
(いつかのうずくまるきみがかわかないように)
いつかの踞る君が乾かないように
(つちにくるまってめぶきをまった)
土に包まって芽吹きを待った
(あめのないあいだも)
雨のない間も
(うすぞめのあい)
うす染めの藍
(ひびくようなそらの)
響くような空の
(たびだちのちゃいむがなりだして)
旅立ちのチャイムが鳴り出して
(ぼくをよんでいた)
僕を呼んでいた
(ないたっておこってふさいだって)
泣いたって怒って塞いだって
(すすまないだけ)
進まないだけ
(がいろをかざるたいるをさけて)
街路を飾るタイルを避けて
(かおをだすちいさないのちがまぶしくひかって)
顔を出す小さな生命が眩しく光って
(ふりだしたあめが)
降り出した雨が
(いつかのかなしみをひびにながさないように)
いつかの悲しみを日々に流さないように
(いまはここでめをだすことをちかう)
今は此処で芽を出すことを誓う
(ふりつづくながいあめのさいごに)
降り続く長い雨の最後に
(しずかにたねがかおをだすように)
静かに種が顔を出すように
(つちにくるまってめぶきをまった)
土に包まって芽吹きを待った
(あめあがりのきぼう)
雨上がりの希望
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